小栗旬が主演、脚本/監督が福田雄一で実写映画化される『銀魂』。今回、菅田将暉・橋本環奈・長澤まさみ・岡田将生・ムロツヨシら豪華キャストが発表された。
小栗旬演じる主人公、万事屋(なんでも屋)の坂田銀時が営む“万事屋”で働く志村新八に菅田将暉。「銀魂」のツッコミ役で少々ヘタレな面もあるが、侍としての強い信念を持ち合わせている。同じく万事屋で働く、宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽に橋本環奈が決定。原作同様、オレンジ色に自身の髪を染め、撮影に挑む。
容姿端麗でありながら腕っぷしの強い新八の姉・妙には福田雄一作品には初参加となる長澤まさみ。この役で、これまでの印象を覆す変顔も披露したという。そして、銀時の幼馴染でありかつての盟友の桂小太郎を演じるのは、小栗旬との共演も多い岡田将生。プライベートでも親交のある二人の共演に期待がかかる。
福田組常連のムロツヨシは、銀時が頼りにするからくり堂の店主・平賀源外役で参加決定。年齢の高い設定にも関わらず、「いつものムロさんで演じてほしい」と監督から言われ、少々困惑気味だったそう。特殊メイクでハゲのカツラと口髭を施して撮影に挑んだ。そして、万事屋のペットの巨大宇宙生物・定春、桂小太郎の相棒の謎の宇宙生物・エリザベスも登場予定だ。
また、江戸の治安を守る特殊警察・真選組局長の近藤勲に中村勘九郎、真選組一のモテ男土方十四郎に柳楽優弥が、ドSの沖田総悟に吉沢亮も参戦。
中村勘九郎の出演は、小栗旬自らの提案で出演が決定した。いつかぜひ一緒に仕事がしたいと話していたところ「銀魂」でようやく実現。勘九郎は小学生のころから「週刊少年ジャンプ」を愛読し中でも「銀魂」は特別に好きな作品だったと話す。「二枚目も三枚目も演じられて、誰も思いつかないけど誰もが納得できる俳優さんを考えたら中村勘九郎さん以外思いつかなかった」と小栗旬からの強い推薦の下キャスティングが実現した。
「銀魂」の登場人物の人気投票でも常に上位に位置する、土方十四郎を演じる柳楽優弥は福田作品への参加も多い。人一倍プライドが高くクールな真選組一のモテ男を演じる。沖田総悟には吉沢亮が出演。腹黒で毒舌、ドSのキャラクターを演じる。
「銀魂(ぎんたま)」(原作:空知英秋)は、2004年より連載が開始し、単行本発行部数累計5,000万部を超える、週刊少年ジャンプ(集英社刊)の看板コミック。テレビアニメ化と、『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』(2010)≪興行収入10.7億円≫、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(2013)≪興行収入17億円≫の2度の劇場アニメ化を経て、今回ようやく実写映画化が実現した。
企画発表時は、原作の空知英秋は「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。」とコメントし、まさかの“基本泥舟”がトレンドワード1位に。さらに実写映画化発表はネット上の話題を独占し、1000以上のニュースが配信されリアルタイム検索やトレンドワードを占拠し話題をさらっている。
映画『銀魂』2017年全国ロードショー
(C)空知英秋/集英社 (C)2017「銀魂」製作委員会