　クリエイティブディレクターのNIGO®が総監督を務めるショートアニメーション番組『おしえてアベマくん』（AbemaTV）の第108回に、NIGO®の妻であり女優の牧瀬里穂が特別ゲストとして出演することが決定した。牧瀬とNIGO®は2008年に結婚。夫婦で同じ作品に携わるのは今回が初めてとのこと。アニメの中で共演することとなった2人だが、AbemaTIMESはそのアフレコ現場に潜入した。

そもそも『おしえてアベマくん』って？

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　『おしえてアベマくん』はAbemaTV・アニメ24チャンネルで平日午前11時58分～毎日放送中のショートアニメーション番組。各話1分程度の、1話完結型。ストーリーは、熊のような犬のような謎の緑の生命体・アベマくんをはじめとした諜報部員Amebasのメンバーが、総監督であるNIGO®と共に、知っているようで知らない身近な疑問に迫るというもの。主題歌はスチャダラパーの『ドキメキニシス』。

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　牧瀬はこの第108回に「牧瀬里穂役」で出演。「108」といえば煩悩の数を意味する数字だが、NIGO®は過去に、108のコレクションをオークションに出品したり（NIGO®ONLY LIVES TWICE「NIGO®は二度死ぬ」）、音楽活動TERIYAKI BOYZにて『KAMIKAZE 108』をリリース。「108」という数字に強い思い入れがあるようだ。

　牧瀬は一体どのようにオファーを受け、仕事に臨んだのか。収録直後にインタビューを敢行した。

オファーは直接NIGO®から　ある日、突然「大丈夫？」

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––今回のお仕事の感想を教えてください。

牧瀬　すごい緊張しました。声だけっていうのは、とても。映像だと他の所でごまかせたりとか、プラスできるんですけど。声だけで、しかもプロの声優の皆さまと一緒にとなると、やっぱり自分の力不足を本当に感じるので。すごくプレッシャーと緊張でした。

––そんな風に見えなかったですよ！

牧瀬　いえ。最初に収録済みのものを聞かせていただいて。やっぱりすごいなと思って。あんな短いせりふの中にこれだけの抑揚をつけられたりとか、あと最後のアベマくんのセリフの5、6行、私、どこでブレスしてるのか分からないです。基本的なことなんですけど。そういうことができないっていうのを、あらためて…。

––プロのお仕事なんだなぁと。

牧瀬　はい。

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––今回のお仕事は、NIGO®さんから直接オファーがあったんですか？

牧瀬　直接だったと思います。でも何か、ゆるく言われて。ある日突然、「大丈夫？」みたいなことを言われて。

––それはいつ頃？

牧瀬　1週間。もっと前かな。私でできることがあればっていう感じでOKしました。

––普段から夫婦でお仕事の話ってされますか？

牧瀬　軽くはしますけど、深い話はしないです。今日はこういう人に会ったよとか、こういう仕事行ってくるよっという程度。

––今日はおふたり、同じ現場に居合わせてますけど、後から話しあったりしますかね。

牧瀬　多分、私はしばらく落ち込んでいるので、さわれないと思います。（苦笑）

––そうなんですか。

牧瀬　はい。そこには、触れられないぐらい。

––また出ていただけますかね？

牧瀬　そうですね。ずっと続くんであれば、また出させていただきたいなっていう風には思います。もうちょっと勉強します。（笑）

NIGO®は普段こんなにしゃべりません！

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––視聴者の方にメッセージなどがあればお願いします。

牧瀬　実際には、NIGO®は普段こんなにしゃべりません。

––（笑）

牧瀬　最初見た時、びっくりしたんですよ。すごいNIGO®が早口でしゃべってるので。ご存じだとは思うんですけど、NIGO®は普段無口で。ゆっくりしゃべって、声も小さいので。時々、聞こえてない時もあって。ちょっとスルーしてる時もあるんで。（笑）でも、NIGO®が皆さんと楽しくペラペラ話しているアニメーションはすごく面白いなと思います。やっぱり他にはあんまりない世界観なので。

––わたしも最初に見た時びっくりしました。NIGO®さん役の声優さんがNIGO®さんじゃないっていうのも、相当驚きました。言われてみると、声が全然違うんですけど。

牧瀬　そうなんですよ。1回、NIGO®がやってみると、こんなにも！？ってなると思いますよ。

––それはぜひ観てみたいですね。

牧瀬　いや。やらないほうがいいと思います。（笑）