私、オカモトレイジは「OKAMOTO'S」と言うロックバンドのドラマーでもありながら、たま~にDJなんかもさせてもらっています。

バンドマンでありながらDJもするので、ありがたいことに様々なタイプのパーティーに呼んでいただいています。真夜中のイベントから結婚式の二次会、子供相手に昼間から開催しているイベントまで。

気がつけばDJを始めてから6年が経ちました。

そもそもはOKAMOTO’Sのベースを担当しているハマ・オカモトさんと二人組で「DJ ぶどう」として活動していましたが、クラブのような所、そしてそういう所に集うような人たちがそもそも苦手だったハマさんが「DJする時間があったらベースの練習をしたい。お前もドラムの練習をしろ」とだけ言い残し、割と早い段階で自然消滅してしまいました。

正直、私は今でもハマさんにはDJとして活動してほしいなぁと思っています。あれだけ喋れて音楽も詳しい奴がクラブでファンキーなナンバーをスピンしたらどれだけ盛り上がるのだろう…。

DJは二人だろうが一人だろうがとても難しいです。ここ2年くらいはROCK IN JAPAN FESTIVALや、COUNTDOWN JAPANなどの大型フェスにも呼んでいただいて、一般的な音楽リスナーを相手にプレイをすることも増えてきました。

俺は基本的にアナログレコードしか使わないスタイルなのですが、会場によってはステージがDJ向きでなく針飛びしまくってしまったり、そもそもタンテと針の相性が悪くて片チャン(右だけとか左だけとか)しか音がでなかったり。トラブルがつきものです。

そんでもって持っていける曲の数もデータに比べるとかなり限られてくるので、イベントの雰囲気や客層を読み間違えたら空回りして終わりです。

こんなRIJFやCDJのような大きなステージでプレイできることなんてなかなかないので、毎回かなり気合いを入れて挑むのですが、毎回色々なトラブルに見舞われて自分的に満足のいくプレイができていないという状況が連続していました。

なので、今年の夏こそは!と思い、普段かけないようなJ-POPオンリーのセットで、さらにトラブルが無いようにアナログレコードを使わず全てデータで挑戦しました。

おかげでトラブルには見舞われず、なんとか無事に持ち時間を終えることができましたが、なんだか自分的にしっくりきませんでした。

やはり何にも寄せずに自分の好きな音楽を好きなようにかけて、なおかつ会場をがっちり盛り上げられるようにならなきゃいけないなぁと思いました。

たくさん失敗してかなり普通な答えにたどり着きました。

引き続き頑張ります…笑

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