8日放送のAbemaTV『AbemaPrime』水曜特集コーナー“ワールド・ムービング”では、先週土曜日に公開された映画「聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅」をピックアップ。ヤン・シュミット=ガレ監督に、Skype中継にて撮影にかける思いなどを聞いた。

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「アーサナ」と呼ばれるポージングと呼吸法などで心身を癒すヨガ。日本でもヨガ人口は100万人を超え、世界だと3億人といわれている。映画「聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅」は、ドイツ人のヤン・シュミット=ガレ監督が近代ヨガの軌跡に迫った作品。

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現代のヨガブームの根幹を作ったとされるのが、“現代ヨガの父”ティルマライ・クリシュナマチャリアだ。実は1930年代のインドでヨガを学べたのは、インドの少数の年配者や僧侶など、完全に限られた人だけだった。クリシュナマチャリアが、“ヨガは万人のものだ”と、その壁を取り払ったのだ。

クリシュナマチャリアは、4000年前から伝わるといわれるヨガを、近代的に、そして一般的に伝わるよう自ら探究していった。今や全世界に広がるヨガがなぜ多くの人々に浸透したのか?

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Q そもそもヨガに興味を持ったきっかけは?

ガレ監督:15年前に初めて、たまたま住んでいるところにヨガスタジオがオープンし、妻が行ってみようといって行ったことから。そのときの先生がとても良い先生だったんです。

Q なぜヨガのルーツを探ろうと思ったのか?

ガレ監督:ヨガをやるようになって、歴史に興味をもちました。それで本をひもといてみると、現代ヨガはわずか25年前になくなった、クリシュナマチャリアという人が作ったというのを知ったんです。

Q スピリチュアルな要素があるヨガが、なぜ世界中にひろまり、一般的になったと思いますか?

ガレ監督:本当のところはわからないが、おそらく多くの人が、自分の精神、スピリチュアルな部分と体が一緒になるという深い、人生を変えていくような体験をしたからでは。こういう側面があるからこそ、世界中で実践されるようになったんだと思います。

Q エクササイズのようなヨガが発展してきているが、それについては?

ガレ監督:実はヨガが500年前、あるいは1000年前にどういう形でおこなわれたかというのはわかっていない。それがこの映画のおもしろいところでもある。実際は哲学の書物は多くあるが、実際に人々がどういうヨガをやっていたかということは、まったくわかっていないんです。

ヨガの伝統がどうであったかというよりも大切なことは、海外でヨガがおこなわれているなかで、スピリチュアルな体験ができるかということだと思います。(もともとヨガは)単なるエクササイズではないわけです。

Q 映画を通して、何を視聴者に伝えたい?

ガレ監督:いろんな側面を伝えたいが、自身の体験、インドで出会ったさまざまな人達、どういうことで実際に行われていたかということを知ってもらえたらと思います。

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ちなみにREINAは、渋谷にあるヨガスタジオ「Uttal Yoga&Healing school」でヨガ体験。ヨガインストラクターの椎名慶子(よしこ)さんは、ヨガを始めて10キロくらい痩せ、バストのサイズが1カップ上がったうえ、瞑想状態で願い事を思うと、それが叶ったのだとか。REINAは「(瞑想で願いを思って)結婚したらしいんですよ。私、絶対ヨガやるから!」と鼻息を荒くしていた。

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