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17日に公開される映画「ハイヒール革命!」に出演するトランスジェンダーの女優・真境名ナツキが、15日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した。IVAN、IMALUとともに性、そして生についてトーク。さらに真境名の半生を振り返るなどでコーナーは展開された。

■ニューカマー女優 真境名ナツキとは?

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「ハイヒール革命!」は、LGBT映画の祭典「レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」に正式出品された作品。真境名とその家族たちの葛藤の日々を描いた自伝的映画で、日常生活や今の思いをドキュメントパートと、中高生当時を再現したドラマパートを交えながら描いている。再現ドラマでは天才子役と呼ばれ、大河ドラマ「龍馬伝」などで一躍脚光を浴びた濱田龍臣が女性になりきって演じていることも話題だ。

Q.本名は“薫さん”。なぜ芸名を“ナツキ”にしたの?


真境名「深くもなんともないんですけど、六本木のオカマバーで働いていて、そこのママがすごい怖い人で、本名はだめよっていわれた。結婚できない、大成しない、というようなジンクスがあるって。『じゃあ名前なんにする?』ってママにきいたら、ゲームやりながら『ナツキでいいんじゃない?』って(笑)」

■「自分はこうなんだ」って言えるかどうかで世界は変わる、でもそのハードルは高い。


「言葉にする必要はなくて、行動すること」がLGBTを広く理解してもらう意味で大事だというIVAN。「目論んでいるのは今、みんなが憧れる男性とスクープされるの! 良いスクープになったら、こういう人と恋愛するのも普通なんだって。楽しいしハッピーだしっていうところを見せられたら!」と目を輝かせた。

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今や世界中で行われているLGBT人権運動であるプライドパレードの起源は、ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」。今からおよそ半世紀前の1969年6月、警察の強制捜査を受けた同性愛者たちが自由のために初めて立ち向かった抵抗運動があった。これは『ストーンウォールの反乱』と呼ばれる歴史的事件だった。

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カナダ留学の経験があり、友人にもLGBTの人がいるというIMALUは、歴史を振り返り、日本はまだまだ遅れているとしながらも、「こういう人たちがいたからこそ、今がある。改めて、今私たちができることはどんどんやっていかなくてはという気持ちになりました」とコメント。

IVANも「やっぱりいろいろ、発信していって、当たり前になったときに初めて国がうごくから、少しずつではあるんですけど、昔があって今、そして今があって未来があって。今私たちにできることはこうして発信していくこと」と語った。そんなIVANに、IMALUは「絶対スクープやってほしい! IVANとか真境名さんとかがしゃべることで勇気づけられる人もいると思う」と言い、続けて「誰と撮られたい!?」と探ったが、IVANはこれを笑顔でかわしていた。

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