アイドルグループ「乃木坂46」の橋本奈々未(23)が、19日深夜放送のラジオ番組で、グループ卒業と芸能界引退を発表した。橋本は、2012年のデビュー曲から、全曲で選抜メンバーに選ばれるなど、乃木坂46を牽引してきた主要メンバー。11月発売のシングルで初のセンターに抜擢されたところだった。
この話題を報じた『芸能(秘)チャンネル』(AbemaTV)では、芸能リポーターの長谷川まさ子氏が橋本の引退の裏側を解説した。長谷川氏によると、引退を考えたきっかけは、昨年の秋に、地元北海道の母から「無理しなくていいんだよ」という手紙がきたことだという。引退後は何をするかはまだ決めていないが、芸能界に戻ることは考えておらず、一般感覚を戻すため、秘書検定の本などを読んでいるそうだ。
これに、アイドルおたくを公言している、番組アシスタントでサイバーエージェント社員の密山礼巳氏は、「今朝2時にニュースを知って落ち込んでいます」と言いつつも、「会社の中の乃木坂ファンのFacebookグループで、秘書になった奈々未をどうやってうちの会社で雇うかってことを考えてる途中です」と大胆なプランを明かした。「(橋本は)武蔵野美術大学出身なので、デザイナーさんとして来てもらってもいい」と橋本にラブコールを送っていた。
この日のゲストは、アイドルグループ「仮面女子」の桜雪。東大卒の桜も卒業を考えたことがあると言い、「大学を卒業したときに、親と一回話し合って、安定した卒業について欲しいと言われた。一回(仮面女子を)卒業ということになったけど、やっぱり諦めきれなくて、就活を全部辞退した」と明かした。さらに、芸能界引退について、「アイドルって独特で、普通の人と働くってことが全然違う世界で生きてる。(グループを)卒業して芸能界でやるならまだしも、引退となると相当未知の世界。会社員の人が会社辞めて芸人を目指すくらい。今まで培ってきたものを一回自分でゼロにするので、勇気がいることだと思う」と同じアイドルとして、橋本の決意を讃えた。
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