国際ドラマフェスティバル「東京ドラマアウォード2016」の授賞式が7日、東京都内で行われた。連続ドラマ部門のグランプリを受賞したのはNHK連続テレビ小説『あさが来た』。さらに個人賞としても、同ドラマから主演女優賞に波瑠、助演男優賞にディーン・フジオカが選ばれた。
8日、ディーンは自身のInstagramを公開。表彰時の写真とともに、受賞にあたっての熱い思いを聖書の一説になぞってコメントした。
“Therefore, my dear brothers and sisters, stand firm. Let nothing move you. Always give yourselves fully to the work of the Lord, because you know that your labor in the Lord is not in vain.”1 Corinthians 15:58 NIV
だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである。(コリント人への第一の手紙15:58より)
授賞式後の会見で、感極まって涙を流したディーン。香港でスカウトされたのをきっかけに芸能活動をはじめ、2005年には香港映画『八月の物語』の主演に大抜擢、俳優としても注目を集め、台湾、インドネシアなど、様々な国で活躍してきた。しかし、故郷の日本で仕事をすることはないだろうと、諦めていた時期もあったという。
『あさが来た』に出演できたことは「奇跡のように感じています」と、ディーンは語っており、スピーチでも「今回、起用していただいた(NHKのプロデューサー)佐野元彦さん、脚本を担当された大森美香さん、現場で演出をつけてくださった西谷真一さん、大阪の街や現場で楽しい時間を過ごした波瑠さんをはじめ共演者の皆さんに感謝します」と、関係者に感謝を述べた。
この投稿を見たファンたちからは「ディーンさんの男泣き、朝からニュースでグッときました」「おディンさんの言葉、涙感動しました 今までのおディンさんの努力が評価された結果の賞だと思います」など、ディーンの功績を讃える声が相次いだ。