女優・宮崎あおいが28日、都内で行われた「日刊スポーツ映画大賞」授賞式に出席。そこでは、今年9月に公開された『怒り』などの演技で、助演女優賞を受賞。プレゼンターの長澤まさみから、記念の盾を授与された。
長澤は「学生の時から宮崎さんの作品をよく見ていて、憧れの女優さんです」と明かし、「本当に今回、楯を渡せて光栄に思います」と祝福。「昔、何度か共演させていただきました。持っている空気感がほかの女優さんと一味違うというところにも惹かれています」と宮崎の魅力をアピールした。
今年10月公開の『バースデーカード』では母親役を演じた。「歳を重ねてきて、母親役をやらせていただく機会がありました」と女優として新境地を切り拓いた年だったことを振り返り、「楽しくて幸せだなと感じるところです」と仕事の充実ぶりを語った。
評価されたもう一つの作品『怒り』では、役づくりのため、監督の指示で体重を「1ケ月で7キロ増やしました」と告白すると、会場から驚きの声も。
「いっぱいご飯を食べました。(李相日)監督に指示されたのですが、体重を増やしたら(役どころの)愛子ちゃんに近づけると思いましたし、増やさないと不安でもありました」との理由を語っていた。
また、今年の主演男優賞を『64-ロクヨン-』の佐藤浩市、主演女優賞を『湯を沸かすほどの熱い愛』の宮沢りえ、助演男優賞には『怒り』『ミュージアム』で熱演を見せた妻夫木聡がそれぞれ受賞。新人賞は有村架純が受賞し表彰式に出席し、"後輩"広瀬すずから祝福された。
プレゼンターには、長澤のほか、綾瀬はるか、広瀬すず、本木雅弘、高良健吾らも登場した。
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