タレントのGENKINGが16日、自身のInstagramを更新。同日放送された情報番組『バイキング』（フジテレビ系）出演したGENKINGは、悪質なコメントによってSNSの更新をストップしていたことについて語った。
9日、自身のInstagramにて悪質なコメントの存在について「色んな事言う人もいるけど、不愉快なのは削除しちゃう。ごめんね。 友達もあたしのインスタ見て嫌な気分になるからさ こんな事書こうか迷ったけど。あたしもそんなに強くないし、嫌なコメント削除するのに疲れたら、コメント蘭は無しも考えます。嫌なコメントはアンチとかじゃないよ。アンチみたいなオシャレっぽい綺麗な言葉じゃない。言葉のいじめ！」と、語ったGENKINGはそこから数日間Instagramの投稿をストップ。ファンや周りの励ましがあってか、13日には「たった一人で良いよね その人を喜ばせたいと思う毎日が、あたしの支えになり、感情を揺さぶりながら成長して、生きるモチベーションにつながってるって感じたからSNS復活 SNSからデビューした私は復活するしか無いんだけど 笑 みんなありがとう」「#みんなお待たせね」と更新を再開させたが、番組ではその時の心境について語った。
番組内で「普段から嫌なコメントとかメッセージはきていたんですけど」と前置きしたGENKIGは、「オネエということで小さい頃からいじめられてきたりとか、嫌な思いをしてきたのに、自分で望んでいたわけじゃないのに…」と語りだし、自身の「性」の問題を批判するコメントが殺到していたことを明かした。「『オカマ消えろ』とか『死ね』というメッセージがブワーッと来て…今回はすぐブロックしても、新しいアカウント作ってメッセージとか送ってきたりとか…それによって友達とか家族が心配して連絡してきてくれたり、ファンの方とコメント欄で喧嘩しちゃったりとか」と、心無いコメントに酷く傷ついたことを告白した。
さらに番組内でGENKINGは、「デビュー前はかなり無理していた」と自身を振り返った。SNSで「絶世の美男子」と人気に火がついたGENKINGだが、当時はオネエということをカミングアウトしておらず、「理想のイケメン像」を演じるためにハイブランドを買いまくったり、無理してビジネスクラスの飛行機に乗ったりと「ゴージャスな私生活」を演出し、1000万ほど借金していたと告白した。
GENKINGは同日更新したInstagramにて「バイキング見てくれた方ありがとう 沢山のコメントも嬉しくて、じゅんこと一緒に読みました 優しいみんなが居てくれて頑張れます。」とファンへの感謝の思いを綴り、「今日の生放送は告知しなくてごめんなさい。 また嫌な事言われるんじゃないかって。 誹謗中傷は仕方ないと思うけど、性別の事で死ねとか消えろとか連続で言われると悲しいです。 望んでなった訳じゃない性別を責められてもどうする事もできないの。 今だって、自分の性別で苦しみもがいてる。 辛くて泣いちゃう日もよくある。 だって、本当望んでなったわけじゃないんだもん。 今だって辛いもん。 奇跡起きないかなって未だに思うもん。 昨日も今日TVに出るのが怖くて久々にお友達にも相談しちゃった位。」と、テレビに出演するにあたって、複雑な思いを抱えていたことを告白した。
しかし、実際に出演してみると前向きな気持ちになれたといい、「けど、みんなからの優しいコメント見たら、勇気を出してバイキングに出て良かったと思いました。 いつもはすぐ楽屋に戻っちゃうじゅんこも番組が終わるまでずっとスタジオに居てくれて。 一緒に悲しんでくれる人だから、本当申し訳なくて。 あんたが悩んだり悲しむ事じゃないのに巻き込んでごめんね。 辛い時はいつも横にいてくれてるね。 なのにあたしはいつも自分勝手 じゅんこごめんね。」と、友人でヘアメイクアップアーティストのじゅんじゅんの優しさにも感謝。「とにかく弱い自分を認めて強くならなきゃ 今は番組が終わって、ホっとしてる これからも頑張りますので、見守って貰えたら嬉しいです。 嬉しい言葉もそうじゃない言葉も感謝してます。 さっ今から別のお仕事 天気も最高だし、今日は良い１日になりそう」と明るいコメントで締めた。
この投稿にファンからは「悪いコメントする人もなんやかんやゲンキングさんの事が気になるからやと思います 気にせずゲンキングさんらしくいて下さい」「気にしないで！とは、無理かもしれませんが応援してます！！嫌な事言う人がいる以上に、応援してる人がそれ以上にいることを忘れないでくださいね」「ありのままのGENKINGさんでいいと思います」「自分と少しでも違う人を差別するような偏った人は間違いなくいます。顔もわからない心ない一部に揺らぐ必要はないです」など、応援コメントが殺到している。
