俳優の中川大志が18日深夜、ブログを更新。高校を卒業したことを発表した。中川は昨年末の12月30日に更新したブログで「卒業後は大学に進学せず、この仕事一本でやっていこうと決めました」と記していた。
昨日、高校の卒業式だったという中川は「今朝目が覚めると 心にぽっかりと穴の空いたような気持ち うん、とにかく寂しい。 昨日、無事に高校を卒業しました。 遂にこの日が来てしまいました。 寂しいです。笑 この言葉を昨日から数えきれないほどつぶやいています。」と、心情を吐露。
「いつもは割とすらすらブログ書けるのに 今日は想いが沢山ありすぎて なんだか手が進まないでいます ぐちゃぐちゃな内容になりますが 書きます」と、心がまだ整理できていないと前置きし、「とにかくね 感謝 もうこれしか無いんです 1人だけじゃ卒業を迎えられませんでした 友達、先生、マネージャーさん、家族 沢山の人が僕のことを支えてくれました。」と、周りの人に支えられての卒業だったと感謝した。
小学4年生の頃、スカウトでデビューして以降、『家政婦のミタ』(2011)、『GTO』(2012)、『水球ヤンキース』(2014)、『真田丸』(2016)『四月は君の嘘』(2016)、『きょうのキラ君』(2017)など話題作に多数出演しつつ学業も両立させてきた中川。
「この先も一生笑い合っていたい最高の友達に出逢いました。 胸の奥にいつまでも残り続けるであろう言葉を沢山残してくれた、大好きな先生に出逢いました。」と語るように、中川にとって高校時代は人との出会いに恵まれた3年間だったという。
「3年前『高校生活』を少しだけ諦めかけてた自分には想像も出来なかった 楽しくて、輝いてて、かけがえの無い時間を過ごしました。 制服を着て 毎日同じ道を歩いて 学校に行き 教室に着くといつも同じ景色が待ってて 僕が過ごしたかったそんな当たり前の高校生活を僕は過ごす事が出来ました。 仕事との両立は楽ではなかったけど、同じ夢を持つ仲間のいる学校だったので そんな皆んなに刺激も沢山受けて、同じ方向を目指して、頑張ることが出来ました。」と、売れっ子であるがゆえに期待できていないかった「高校生活」を、周りの協力のおかげで充実して送れたと振り返った。
中川はその後も、同級生や先生との別れに対する切ない思いを吐露。「いつも学校に行けば当たり前に顔を合わせた同級生とも、もう当たり前には会えなくなるのかと思うと、やっぱり寂しいですね。 沢山の当たり前が当たり前じゃ無くなるのはとっても寂しいです。 あんなに怒ってばっかりだった先生に 涙なんか流されたら、そんなのずるいよね 泣く予定では無かった僕は、ちゃんと泣きました。笑」と、卒業式で涙を流したことを明かした。
学園モノに多数出演してきた中川は「なんだかいろいろ分かったような気でいたりしましたが、やっぱり自分自身が卒業してみて初めて見える景色が沢山あるんだなって事を感じました。」とコメント。「学生じゃ無くなる自分の言葉や行動に責任を持って、少しずつ人としても成長していきたいです」と、卒業し学生でなくなることにあたっての意識の変化を語った。
「小学校4年の時になんとなーく始めたこの仕事は、いつしかこの先もずっとやり続けたい大切な物になりました。 周りの同級生が進路に悩んでいる姿を見たときに、ちょっぴり寂しくなったりもしたんだけど、そんなのすごく贅沢な事で。 自分のやりたい事に、周りのみんなより少しだけ早く出会えた自分は、とても幸せだと思ってます。」「僕が進みたい所は決まっているので。 これからは、まっすぐそこに向かって進んでいきたいと思います。」と、進学はせずに俳優業一本でいく自分の道への決意を固め、「この春から、新たな気持ちで。 役者として、第2章が始まるつもりで頑張ります。 よろしくお願いします! 本当に本当に本当に ありがとう。」と意気込んだ。