乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央が20日、自身のブログを更新。母親としての苦しい心情を綴った。

長男の勸玄(かんげん)くんと 小林麻央オフィシャルブログより

 普段は子育ても家族のサポートを受けているという小林だが「ずっと母や姉がそばにいてくれて 二人の子供たちの母親でいられましたが、今日は、夕方か私ひとりきりで母親をできた時間がありました」と報告。「やはり母親だからこそ 常に今、半人前のこの感情はあきらめられるものではありません。」と、もっと母親として頑張りたいという気持ちを綴った。

 このようにブログに綴るきっかけとなったのは、長女の麗禾(れいか)ちゃんからの言葉だったという。「眠る前、娘と話していたら、『こんな夢をみるの。 幼稚園へママが迎えにきてくれて、公園で、れいかとかんげんが遊ぶのを見ようとしたら、ママが倒れちゃうの。 れいかはこわい夢は忘れられないの。 だから、ママが幼稚園に迎えにくるの大丈夫かなぁって心配になるの。』と。」と、麗禾ちゃんから切ない夢の話を聞いたことを明かした小林は、「私は、迎えにくるのが当たり前の母親に戻りたい。。。」と切実な思いを吐露した。

 小林は過去にも、自身のブログで自分が完璧主義で、そのため自分のことを「病気になる前から誇らしくない母」と思っていたと告白。「全て自分が手をかけないと気が済まなくて、全て全てやるのが母親だと強くこだわっていました」と、自分の理想の母親像を語り、病気のため強制的にそれができなくなり、全て自分で抱え込むのではなく、周りの助けを借りるようになったと語っていた。

 小林は「今日のわずかな達成感と強烈な願望を、書いた、この瞬間、あー 変われてないな 自分 と、気づきました。 私自身、病気から何を学ぶのか 自問自問もんもん。。。」と複雑な心境を語っており、母親として、病気と向き合いながらの子育てに葛藤を抱いているようだった。

小林麻央『自問』
小林麻央『自問』
ずっと母や姉がそばにいてくれて二人の子供たちの母親でいられましたが、今日は、夕方から私ひとりきりで母親をできた時間がありました。やはり母親だからこそ常に今、半…
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小林麻央、子育てに苦しんでいた過去を告白 「誇らしくない母でした」
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 9日、乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央が自身のブログを更新。ブログの読者から寄せられた相談に答えた。
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