シンガーソングライターのGACKTが24日、ブログを更新。ダウンタウンの2人の関係を例に「リスペクト」の大切さを説いた。

GACKTオフィシャルブログより

 テレビ番組が苦手だというGACKTだが、何度もバラエティで共演しているダウンタウンの2人に対しては「毎回毎回会うたびに感じる。ジャンルは違えど一流のプロだ・・・と感動してしまう」と、尊敬しているのだという。

 その理由については、「二人の掛け合いもさることながら出演者に対する心配りも半端ない」ところで、その印象は初めて出会った頃からずっと変わらないのだという。さらに、ダウンタウンの2人がお互いにリスペクトし合っている点にも「プロさ」を感じているといい、「誰かとパートナーになってずっと同じ仕事をやっていくことは本当に難しいことなはずだ。それは何十年も続けている。」「継続するためには相手をベストパートナーとして認める いわゆる【リスペクト】が存在しないと到底無理だろう。」と語った。

 GACKTは過去に、若いミュージシャンから「あの新しいメンバーはダメですよ! いい加減で時間も守らないし一緒にはやってけないですよ!」と相談を受けたことがあるそうだ。GACKTはそれに対し、「そもそもミュージシャンなんて人種は一般社会に適応できないあぶれた者たちだ。にもかかわらずそんな人種に時間を守れだの ルールを守れだの・・・そんなことが最初から出来るようなら 一般社会でどこかの会社に勤めているだろうし そもそもの話 それができたからと言ってステージ映えするわけでも光を放つわけでもない。どんなにムカついても人間的に最低だったとしても約束を守れないようなクズでも ステージに上がった時コイツは本当にかっこいい!と思えることが 何より大切なこと。そんなクソみたいな人としてどうかしてると思うヤツがステージで異常に輝くヤツだからこそ独特の雰囲気とオーラを放つ。優先順位を間違えて扱いやすいやつばかり集めてバンドを作っても普通のヤツがあつまったハラハラもしないステージを見て 見に来た客はドキドキすると思うか? そんな考えじゃいつまでたってもいいバンドなんて作れないだろう。問題はそんなクソみたいな連中をどうやって扱えるかというリーダーの資質の問題だろ? それが出来なきゃリーダーなんて問題外。バンドなんてやめろ」と答えたという。

 しかし、これは「ミュージシャンがいい加減でいい」と言っているわけではなく、「優先順位を間違えるな」ということを伝えたいのだという。「リスペクトがあれば どんな相手でもうまくやっていくのがリーダーの役目。そこにメンバー同士でリスペクトが存在すれば そのバンドやユニットはずっと一緒にやっていくことができるだろう」とGACKTは、そのアドバイスの真意を説明した。

 これは夫婦や恋人にも言えることだとGACKTは語る。「好きか嫌いかで別れるやつが多すぎる。好きだから一緒にいる。嫌いだから別れる。いちいち、相手に対する好き嫌いという感情でくっついたり離れたりしてたらうまくいくわけがない。好きな時もある。腹が立つ時もある。嫌いな時もある。それでもそこにリスペクトがあればそんな細かい感情などは超えられる」「リスペクト つまり相手に対する敬意 尊敬が何よりも継続させる要因だということだ」と、恋愛関係においても「リスペクト」は重要だと語いた。

GACKT『【リスペクト】』
GACKT『【リスペクト】』
目が覚めないままバタバタとトレーニングを済ませスタジオに向かう。日本での最後の仕事だ。これが終わったら海外に帰ってまたレコーディングの続きをやらなきゃならない…
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