予算案で軍事費を6兆円規模増額する方針を示したトランプ大統領。アメリカはトランプ大統領のもと、新たな戦争を起こす可能性はあるのか。戦場カメラマンの渡部陽一氏は、異なった見方をしている。
渡部氏は「オリバー・ストーン監督が、トランプ大統領を応援していこうという姿勢を見せています。やっぱり、もしヒラリーが大統領になっていた場合、今までのアメリカのように様々な地域で戦争を起こしていたかもしれない」と指摘。
「僕は、トランプ大統領は"戦争から一歩引いている指揮官"だと思います。自ら舵取りをして、銃を持って突っ込んでいくのではなくて、一歩引いて、利益のある戦争なのか、利益のない戦争なのかを見ている、ビジネスマンとしての指揮官だと思います。彼がビジネスマンであるということに日本がどれだけ意識を向けられるのかが、これからのアメリカと向き合っていく上での大きな判断材料だと思いますね」と話し、むしろ冷静に現実を見つめており、簡単に開戦に踏み切るような人物ではないとの見解を示した。(Abema One Minute Newsより)