ブルゾンちえみ、横澤夏子…2017年は女芸人黄金期か ポイントは「女性支持」

(画像はブルゾンちえみの公式ブログより・スクリーンショット)

 ここ最近女芸人の活躍が目立つ。2月28日、ピン芸人の頂点を決める大会、「R-1ぐらんぷり」の決勝戦が行われた。今回、決勝進出者12人の中で女芸人が5人(横澤夏子ゆりやんレトリィバァ、石出奈々子、紺野ぶるま、ブルゾンちえみ)もいたことが話題になった。

 通常、女芸人は1人か多くて2人しか決勝には進めなかったことからも、今年の女芸人の強さが分かる。審査員として出演していた清水ミチコも番組の中で「お笑いはやっぱ男の人の職業だって思うんですけど、女の人が異様な女の人を演じると、勝つなって思いました」と、女芸人は男芸人にも負けないくらい活躍していると発言した。

 男芸人に対して「『男』がネタをやっている」と見る人は少ないだろう。一方女芸人に対しては「『女』がネタをやっている」と少なからず思ってしまう人が多い。そこが女芸人の難しいところなのだ。つまり、ネタの純粋な面白さという以前に、「女が芸をしている」という芸とは離れたところで観られてしまうのである。

 しかしその「女」であることを武器にしてそれをうまくネタに組み込むと強くなる。今年の決勝進出者の女芸人はそこがまずしっかりとできていた。さらにネタの構成と演技力もしっかりとできており独特の雰囲気を出しており、会場を沸かせていた。

 コンビまたはトリオで活躍する女芸人も多くなってきた。最近でいうとニッチェおかずクラブ尼神インターをテレビでよく見ることだろう。彼女らはまずキチンとネタで評価され、そしてネタ以外のバラエティ番組に呼ばれるようになり、そこで結果を残して現在の活躍に至っている。ニッチェは10年ほど前、まだアマチュア時代の時から男芸人ばかりが出場しているライブで何度も優勝しており、当時から頭角を現していた。

 彼女らはネタ以外でも個人で活動をしている。例えばニッチェの江上敬子は結婚をして得意の料理を武器にレシピ本を出版し、ヒットしている。他にはクワバタオハラの小原正子も料理本や美容本を出すなど、ママブロガーとして人気も絶大なるものがある。清水ミチコが言っていたようにお笑いは、男中心の職業であるのだが、その中で「女」であることをうまく利用して、同性からの支持も得ているのが彼女らの特徴であろう。取材に応えてくれた、ある中堅芸人は語る。

 「女芸人で売れるためには同性からの支持がないと無理です。なぜならお笑いのお客さんはほとんどが女性だからです。そのお客さんから共感を得なければ笑いを生むことはできません。ライブシーンでは人気があり、何人ものお客さんを持っている女芸人というのを今まで何組か見たことがありますが、それ以上は上に行くことができず結局辞めてしまったり、他の道に進んだりしている例をよく見ます」

 「女芸人界の中でもトップクラスのオアシズ、いとうあさこ、森三中などは女を捨てて活躍しているように見えるかもしれませんが、どこか女としての魅力を感じさせる何かを持っていますよね。だから男からも女からも支持されているのでしょう

 男以上の覚悟がないと女芸人としてやっていくことは難しい。その覚悟がある女芸人が売れているのである。若手では特にAマッソやブルゾンちえみが注目されている。メイプル超合金、相席スタート、ゆにばーすなど、男女コンビからも目が離せない。今後も活躍する女芸人が増えてくることだろう。

文/AbemaTIMES


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