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 Twitterの一部界隈の著名人2人が運営からIDを「凍結」され、一部の界隈でこの件が積極的に語られるイシューとなっている。3月5日、産経ニュースの電子版は〈野間易通氏のTwitterが凍結 我那覇真子さんを「汚物」「国賊」と罵倒したのが原因か?〉の記事を報じた。これは、フリー編集者で「反差別」の活動をする野間易通氏のTwitterのIDが凍結されたことを報じたものだ。記事内には、以下の記述がある。

〈野間氏は2月26日、「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員、我那覇真子(がなは・まさこ)さん(27)を「汚物」「嘘つき」「国賊」などと罵倒し、「取材してあげたのだから感謝しろ」などと書き込んでおり、通報を受けたTwitter社が取った措置とみられる〉

 産経ニュースのアクセスランキングでは7日の11時50分時点で「エンタメ」カテゴリーで上位に位置しており、一部の人々からは高い関心を持たれていた。一方、6日には野間氏らによる反差別活動や、沖縄の基地反対運動のやり方についてTwitterで異議を呈する合田夏樹氏も凍結を食らうこととなった。

 2人の凍結理由については「通報合戦があったのでは」「罵詈雑言が酷かったのでは」といった憶測はあるものの、単純に重複使用を目的とした複数アカウント作成を行ったTwitterの規約違反では、という指摘もある。野間氏・合田氏ともに過去にアカウント凍結を受けたことはある。野間氏は同じアカウントが復活し、合田氏は新たなアカウントを作成するに至った。

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 今回、両派の支持者のTwitter運営に対する対応と、その後の反応はくっきりと分かれた。野間氏を支持する人々は野間氏がこれまでいかに反差別と対峙してきたかを訴え、口は悪いながらも差別扇動者を抑えるための行動だったと述べた。また、今回の凍結が不当なものであり、むしろレイシストのIDこそ凍結させるべきだと主張し、野間氏のID復活を望んでいる。

 一方、合田氏が凍結された際には悲壮感はあまりない。「貴重な太もも画像?を見る間もなく凍結されてしまったのは、痛恨の極みや!」などと、凍結されたことに驚く人はいたものの、Twitterの運営に切々と凍結解除を訴えるのではなく、支持者(厳密には「友達」のようなもの)同士で笑いあっているような状況に。Twitterユーザー「ブエノ」氏によると、合田氏はブエノ氏の電話により凍結を知ったようで、第一声は『え!?ウソ~~!!』だったそうだ。

 こうした状況があり、そして、合田氏が日々オヤジギャグをツイートしたり、反差別派と日々ケンカしていることを妻に呆れられていることを明かしたり、頻繁に女性の太もも写真を公開していることから、「合田夏樹氏の凍結原因は、どんなものが考えられるでしょうか?」というアンケートも作られた。7日正午段階で322票が投じられ、投票期間2日を残し、以下の暫定結果となっている。

・親父ギャグが寒かったから:19%

・奥さんがキレて通報した:31%

・ふともも:50%

 両氏の凍結は10日の段階で解除されていない。

文/AbemaTIMES編集部


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