女優の広瀬すずが3月11日、自身のブログを更新。この日公開された広瀬主演の映画『チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～』への思いを語った。
2011年3月11日午後2時46分に東日本大震災が発生。奇しくもそれから6年後のこの日、「チア☆ダン」は公開されることとなった。
広瀬は「心がしめつけられた出来事 忘れてはいけないこの日に映画チア☆ダンが公開されました この映画はこの日に公開される意味がある映画だと思います」とコメント。「どうか、少しでも笑顔が届けられるように まだまだ苦しみを抱いてる方ももちろんいらっしゃると思います この映画を通じて夢や希望、可能性を信じる強さ、そして、愛情、熱、ひたむきさ、いっぱいいっぱい受け取って下さい エネルギーに満ちた作品です」と、同作が少しでも励ましになればという思いを語った。
当初、3月11日が公開日になるということに、「正直ビックリしました」という広瀬。共演者の富田望生は被災地・福島県の出身だといい、「望生ちゃんの言葉、想いを聞いて わたしは苦しくなってしまいました」と語った。
同作は、2009年に福井県立福井商業高校のチアリーダー部「JETS」が、全米チアダンス選手権で優勝を飾った実話が原作。広瀬は「チアスピリットの 人を応援したい、笑顔にしたい そして、とても美しいチアの表現 そんな姿をみなさまにみてほしいです」「頑張っている事があるひと 今まで頑張ったことがあるひと 何かに悩んでいたり 夢とかないって方とかにも 本当に本当に本当に 背中を押してくれるような作品です」と同作の見どころを紹介。
「今がある事が当たり前じゃないからこそ 今できる事、目の前にあるものに 愛情たっぷり持って 責任持って 後悔しないように 大切に、大切に、 今じゃないと、真っ直ぐにぶつかっていくことがないかもしれないし、それが当たり前じゃないからね 明るく、素直に、美しく」と、今を大切に生きていきたいと語った。
