AbemaTVのペットチャンネルで19日、「にゃんこ THE LOVE 安曇野ねこ」が初放送される。日本の原風景が残る長野・安曇野には、多くの猫が暮らしている。放送では、水と光と緑の郷、安曇野に暮らす猫たちの日常を堪能することが可能だ。
安曇野にあるステンドグラス工房KAZに出入りするミケはまだ生後3カ月。横にいるのは母猫のミミだ。マオは生後半年の雄猫。この家の猫はマオだけで、子供ができたミミがやってきて、子猫を数匹産んだ後、母猫のミミと子供のミケが残り、今ではマオともじゃれ合い、自由に工房を出入りするようになったという。
ステンドグラス工房KAZの大須賀昭彦さん・和子さん夫妻が作るステンドグラスはまさに職人の一品。和子さんによるとマオはトンボ取りが上手く「多いときには1日10匹ほどトンボを連れてきた」という。
子猫だったマオはもともと野良猫だった。大須賀昭彦さん・和子さん夫妻の知人がマオに気づき、夫妻が保護。「マオ」という言葉は中国語を勉強中だった和子さんが、猫を中国語で言うとマオであることから、その名前がつけられた。
(まだまだミケは子猫ですにゃ)
(長野・安曇野の景色は美しいにゃ)
森の中にある整体院「カイロプラクティック キュベレイ」に住むのは茶トラ猫の「小紅」。飼い主は整体師の中野博史さんだ。整体院の裏にはどこまでも続く森が広がっており、小紅もそこからやってきた。
(小紅ですにゃ。こう見えてオスですにゃ)
小紅の家は中野さんの手作り。猫用の扉まで用意しているが、完成までにはもう少し時間がかかるという。断熱材を入れる作業はまだ途中。
小紅専用の家の中にはストーブがあり、さらに寒くないように小紅用に犬小屋を入れ、小屋の中には電気毛布が敷かれているという。
「カイロプラクティックの治療院をやってまして……最初はどこかの飼い猫なのかな、と様子を見ていたのですが、飼われている様子もなくて。このままいくと安曇野で冬を越せないだろうな、ということでうちで飼うことにしたんです」と中野さんは語る。
徐々に小紅と歩み寄ることができた中野さん。小紅もすっかり人慣れし、カイロプラクティックのマッサージ後のお客さんに愛想を振ったりと今では立派に営業部長をこなしている。
安曇野はアートの街でもある。数多くの芸術家が暮らしており、中でもギャラリー「ぬく森」はそんな作家たちの作品を展示する1つの場。「ぬく森」にたびたび出品するフェルト作家さんの家には、なんと猫そっくりのフェルト人形が。
フェルト人形を凝視しているのは猫のモニャちゃん。6歳の女の子だ。フェルト人形の猫は飼い猫のモニャちゃんそっくりと街でも評判。
その他、番組では版画工房の美人黒猫姉妹、ペンションの自由奔放な猫、箱に突撃しちゃう漢方薬局の看板猫などなど、見どころたっぷりの内容となっている。
「にゃんこ THE LOVE 安曇野ねこ」は19日(日)の夜22時からAbemaTVのペットチャンネルで初放送。長野県安曇野に暮らす個性あふれる猫たちに癒されること間違いなしだ。
「にゃんこ THE LOVE 安曇野ねこ」(初放送)
- チャンネル:AbemaTVペットチャンネル
- 放送日時:3月12日(日)22時~23時8分
- 番組表&通知予約はこちら:https://abema.tv/channels/pet/slots/8hCVMpFBemukwy
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