俳優の渡瀬恒彦さんが14日、多臓器不全のため東京都内の病院で死去し、親交のあった著名人たちが続々とブログでコメントしている。

女優の藤原紀香は「朝からの悲報に接し俳優の皆様方や、現場の監督もみなさん、元気がありません...。渡瀬恒彦さんのご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます」と、現場での様子を明かし追悼している。
タレントのモト冬樹は「松方さんが亡くなられたばかりなのに、今日渡瀬さんの訃報。おみやさんや二時間ドラマ等でご一緒させていただきました。仕事に真剣に取り組む渡瀬さんを拝見してとても勉強になりました。きびしさの中にのぞく優しさもありとても魅力的な先輩でした」と渡瀬さんの人柄を綴り悲しんでいる。また文頭には1月21日に脳リンパ腫のため74歳で死去した俳優の松方弘樹さんのことも綴っており「芸能界の財産ともいえる役者さんが一人一人と去られてしまうことは悲しい限りです. ご冥福をお祈りします」と述べ、ブログを締めている。
俳優の高橋克典は「風呂の中でブログを1つ書き終わってニュースを見ると渡瀬恒彦さんが亡くなったと仕事でご一緒させていただく機会はなく、何度かご挨拶をさせていただいただけでしたが、伝え聞く、俳優としての様々なもがきの後の味のある佇まいと、1つ1つの仕事にかける熱のお話はよく耳にし、都度感じ入るところでした。ご冥福をお祈りします」と、共演の経験がないながらも先輩俳優として尊敬の念を抱いていたことを明かした。
渡瀬さんは映画『仁義なき戦い』や、ドラマ『おみやさん』(テレ朝系)などで知られる。4月から放送がスタートする主演ドラマ『警視庁捜査一課9係」』(テレビ朝日系)の出演を予定していたが、撮影に参加することは叶わなかったという。




