籠池理事長の証人喚問がいよいよ明日に迫った森友学園について、夕刊フジ中本編集長に話を聞いた。
中本編集長は「籠池氏に野党の4人が面談して、国会で喋りましょうということになったわけですが、見ていると、やや籠池氏の発言を鵜呑みにしているところがあります。明らかに嘘があることも徐々にわかってきました。何か、自分の身の回りで刑事的な訴追とか、学校への査察とか、そういったことが迫っていて、それを先延ばしにする、そこから自分の逆転したい、そういう意図を感じる」と指摘。
さらに中本編集長は野党に対し、ライブドア事件の際、当時の民主党が国会質問で堀江貴文氏の偽のメールを使用した"堀江メール問題"を挙げ「偽メールを掴まされ、国会で証言を迫って、結果的に野党の執行部が入れ替わったり、自殺者が出したりした過去もあった」と警鐘を鳴らし、「外交などの問題が山積している中で、野党からの質問がほぼ籠池氏の問題に集中している。こういった時間の使い方が果たして正しいのか、税金の正しい使い方なのか疑問だ」と慎重な対応を求めた。
明日の籠池氏の証人喚問でどのような発言が飛び出すのか。また与野党の対応はどうなるのか。(Abema One Minute Newsより)