経営難に陥っている東芝。東証は東芝株を監理銘柄に指定、"上場廃止"の恐れも出てきた。経営コンサルタントでジェイ・キャピタルパートナーズの田中博文氏は「会社自体は存続するので問題ない。ただし上場会社でなくなることで社会的な信頼には多少影響があるかもしれない」としながらも、「上場廃止すべきだ」と断言する。

 大きな赤字を出した東芝が、これからどうやって再建するのか。

 田中氏は「半導体の売却に国が少し関与するという話もあるが、基本的には民間に任せるべきで、海外だったとしても売却するべきだと思っています。昨年SHARPが台湾の鴻海に買収され、数字が黒字に戻ってきたという事例もある。海外に買収されるからダメだという議論はナンセンス。ビジネスとして儲かるのかどうかをきっちり押さえなければならない」と指摘した。(Abema One Minute Newsより)