タレントの矢部みほ(39)が、3月27日に破産手続きを開始した旅行会社「てるみくらぶ」に韓国旅行の代金を払い込んでいたことを自身のブログで告白している。
1998年に設立されたてるみくらぶは、海外旅行の格安ツアーを手がけて人気を集め、2016年9月期の売り上げは約195億円に上っていた。しかし3月24日、顧客から「航空券が発券できない」などの苦情が寄せられたため、観光庁が調査を開始。3月27日、資金繰りが悪化して破産を申請し、東京地裁から破産手続き開始の決定を受けた。
矢部は3月25日、「あり得ない!!」というブログ記事を公開。「友達から連絡がきて…まさかと思いましたが、今、テレビでも流れていました」「てるみくらぶ業務停止?トラブル?旅行者断念?とニュースになっていますが、4月に3泊4日で韓国旅行へ行く予定で旅行費も払ったのに」とつづり、てるみくらぶに旅行代金をすでに支払ってしまったことを告白していた。
「これって、旅行費返金されない可能性大ですよね」「信じれないというか、ショックすぎます」「倒産が事実なら、私たちはお金だけ払って終わりということですよね」「はぁ…ため息しか出ません…」と、ショックを隠せない様子の矢部だったが、矢部の予想通り、てるみくらぶは倒産してしまった。
そんな矢部だが、良いこともあったようだ。矢部は26日に行われた競馬のGIレース「高松宮記念」で、「枠が発表になる前に6番からのと夢」(原文ママ)を見たため、その通りにしたところ、本当に6番が1着となり、単勝、馬連、三連単をいずれも的中させたとのこと。矢部が払い込んだ旅行代金が返金されるかどうかは分からないが、矢部は、「これで、てるみくらぶの旅費は稼げました」と、述べており、てるみくらぶのショックはいくらか和らいだようだ。