俳優の鈴木亮平が29日、自身のブログを更新。34歳になったことを報告した。
この日は鈴木の34回目の誕生日。鈴木は、0時2分にブログを更新すると「夜分に失礼しますよ。たった今、34才になりました。鈴木亮平です。」と報告。「なんだか、気恥ずかしいですね。いつもはあんまり誕生日を意識しない性格なのですが、今年はちょっと意識して前のめりに、こんな時間にブログをアップしてみました。」と前置きし、「最近調べてみたんです。『34才って、幕末の志士たちは何をしていたのだろう』と。」と、「34歳」にかけて伝えたいことがあると明かした。
鈴木が幕末の志士を調べたところ、「橋本左内 享年25 久坂玄瑞 享年25 高杉晋作 享年28 吉田松陰 享年29 坂本竜馬 享年33」とのことで、「多くの人たちがその年にはすでに亡くなっているんですね」「気付けばいつのまにか、坂本龍馬よりも年上になっていました」と驚きを隠せない様子。
鈴木は「近藤勇・土方歳三・小松帯刀の3名はちょうど34才にして亡くなっています。恐るべきスピードで『生』を燃やし、歴史に名を残して散っていった彼ら。」と彼らの短くも太い「生」に注目し、「一方、わたくし鈴木亮平。僕はもちろん長生きする気まんまんですが、それでも彼らに負けるわけにはいきませんので、同じくらいの激しい情熱を静かに腹に落とし込んで、これからの役柄に向き合っていきたいと思います。」と、早死にする気こそはないが、幕末志士と同じく「情熱」を持って役者という仕事に向き合っていくと語った。
そんな幕末志士の活躍を描く2018年の大河ドラマ『西郷どん』に、鈴木は西郷吉之助（隆盛）役で主演。瑛太や黒木華など、新キャストが続々発表されており、鈴木はこれに感動。「いやーどうですか！すごいですよね。最高のキャストが実現したと思っています。まずは何よりも、僕の好きな邦画トップ10には必ず入る『蒲田行進曲』の伝説的トリオ、松坂さん、風間さん、平田さん。そして、ずっと同世代の俳優として意識し、尊敬してきた瑛太くん。『シバトラ』以来プライベートでも仲良くしていただいている塚地さん。『本日は大安なり』でもご一緒した渡部豪太くん。初共演となりますが、鹿児島出身で、透き通るような存在感を放つ桜庭ななみちゃん。そして最後に、黒木華ちゃん。皆さん知っての通り、花アンファミリーであり、天皇の料理番ファミリーでもあります。なんと二度とも彼女の義理の兄役だったのですが、今回は夫婦ということで、これまでに築き上げた信頼関係を活かして、素敵なシーンを作り上げていけたらと思っています。」と共演者に対する思いを語った。
今後も随時キャストは発表されていくようで、鈴木は「その都度良い意味で驚いていただけるかと思いますので、楽しみに待っていてくださいね。」と読者に呼びかける。しかし「実は僕もまだほとんど知らないんですけど（笑）」とのこと。最後に鈴木は「それでは。34才なりたてピチピチの鈴木亮平でした。」と、茶目っ気たっぷりにブログをまとめた。
