3日、おぎやはぎの小木博明と矢作兼がMCを務めるAbemaTVのトークバラエティ『おぎやはぎの「ブス」テレビ 春のブス祭り2時間SP』が放送され、スペシャル企画として、番組が総力を挙げてブスの勝負顔を撮影。ブスがプロのメイクとスタイリストの手によってどこまで化けられるかの検証がなされた。この検証に当たり、番組ではハウススタジオを貸し切り。プロカメラマンが撮影した。

一人目のチャレンジャーは芸人・後藤奈央。「時間とお金と労力を投資してもらって、本当に申し訳なくて、怖くて」「すごくイヤでした」と撮影の感想を語った。その出来映えにスタジオは「可愛いかどうかは微妙だけど、後藤さんがこうなったと思えばすごい」という微妙な反応。後藤本人も改めて振り返り、「撮影中、メイクさんたちが可愛い可愛いって言ってくれたけど、そんなに可愛くない」「成功が見えてないにも関わらず脚や谷間を出せと言われて、意味がわからない。やりたくなかった」とネガティブなコメントを発していた。

続いては特徴的な辮髪スタイルが目を引くモリィことフリーターの大田萌加がチャレンジ。もともとギャルに憧れていたという大田はギャルメイクでの撮影にノリノリで挑み、スタジオでの写真披露にも自信をにじませた。しかしその出来映えに矢作は「男(の女装)じゃん」、小木も「ダッチワイフの顔みたい」とバッサリ。それでも大田本人は「楽しかった」と振り返った。

続いて、舞台役者の植村さやかが「エロい女教師」をテーマに大変身。その仕上がりにスタジオは大ウケ。「仲本工事さんみたい」「おじさんだよ」とコメントが相次ぎ、おぎやはぎの2人も「身体がおっさん」と大爆笑。植村は腑に落ちない表情で「撮影中は、セクシーだねとか、可愛いねとか言われて、ノリノリだったんですけど」と困惑したが、野呂佳代からも「こんなに救いようがないものか」とコメントされていた。

最後はホンコン似の芸人・岡本美樹。「素材が悪すぎるので……」と自信なさそうに「ボディコン」のテーマに挑んだ。岡本はその時の撮影を「全体的に、スタッフさんの悪意しか感じなかった」と振り返り、「カメラマンさんが、写真撮りながらずっと首をかしげていた」と撮影中の微妙な雰囲気を語った。数あるショットの中でも比較的高評価を得たのが、わざわざ三軒茶屋まで行ったという一枚。岡本は「絶対、周囲の人からAVの撮影と思われていました」とスタッフの悪意を強調した。

最後に「誰が一番勝負顔がイケてなかったか」を小木が判定。植村が見事優勝し、おぎやはぎの2人から「この番組で植村さんをもっと追いかけたい」「こんなに面白いんだもん」と絶賛されたが、植村本人は不服そうに「リベンジしたいですね」と複雑な心境を明かした。

(c)AbemaTV
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