4日、慰安婦少女像設置への対抗措置として帰国していた長嶺駐韓大使がおよそ3カ月ぶりに帰任した。
これについて夕刊フジの中本編集長は「表向きの理由としては、韓国大統領選があるので、それに伴う新しい政権の情報収集とか、新しい政府関係者との付き合いということになっていますが、実は北朝鮮の有事が迫っているからではないか」と指摘、「万が一の場合に在韓邦人を保護するのが大使館の非常に大きな役割なので、その時に大使がいないとどうしようもない。この辺が真相なのではないか」と話す。
北朝鮮は、5日朝には、日本海に向け弾道ミサイルを発射した。
「ちょうど6日、7日に米中首脳会談が開かれます。これに合わせて、直前に何かアクションを起こすのではないかという危険性があります。有事が起こってほしいとは誰も思っていないわけですが、いろんな情報を総合的に考えると、極めて危険な情勢であると言わざるを得ない。日本ではなかなか緊張感がないというところはいかがなものかと思っています」とコメントした。(Abema One Minute Newsより)