くりぃむしちゅーの初冠番組であり「芸能界ビンカン選手権」「ナンバー2選手権」「長渕剛王決定戦」などの人気企画を世の中に生み出した伝説のバラエティ番組『くりぃむナントカ』。深夜帯としては異例の高視聴率をたたき出し、今なおファンからの熱いエールが絶えない同番組が5月4日、AbemaTVにて、一夜限りの復活を遂げる。収録が終わったばかりのくりぃむしちゅーの2人と大木優紀アナウンサーに、番組復活に対しての感想を語ってもらった。

この記事の写真をみる(4枚)

もしAbemaTVでレギュラー化したら…「アキラ100%をお盆なしで出したい」

――久しぶりの『くりぃむナントカ』の収録はいかがでしたか?


有田哲平(以下、有田):この番組のスタッフは長い付き合いなんですけど、面白かった企画でも2回3回はやらないんですよ。「あれ面白かったな。第二弾をやろうよ」と言っても、なぜかやってくれないというもどかしさがあって。今回は昔の企画ができるというコンセプトだったのでそれがうれしかったですね。好評だった企画をもう一度やってみて、やっぱり面白いだろ!ということを証明できたと思います。

上田晋也(以下、上田):10年近く前にやっていた企画なのに、収録が始まるとすぐにあのときの空気に戻れました。懐かしさと共に不思議な感覚に包まれましたね。でも、やっぱり1番印象的なのは大木優紀アナかな。1年半もさぼっていたのにAbemaTVだからということで急に復活して。

大木優紀(以下、大木):私は1年半、産休をいただいていまして。今日ロケ現場に来たのが仕事復帰1日目なんです。スタート前はすごく緊張していましたが、始めてみたら懐かしくて本当に楽しかったです。

上田:さきほど、すぐにあのときの空気に戻れたと言いましたが、大木アナはガンガンミスしていますからね。アキラ100%のこと「アキラ800」って言ったりしてますから(笑)。

大木:でも決して今回だけではなく前もひどかったんですよ(笑)。

拡大する

――今回は一夜限りの放送ですが、もしレギュラーでということになったら挑戦してみたいことはありますか?


有田:今回はアキラ100%が、さも地上波かのようにお盆で隠して登場しているんですよ。レギュラー化したら、お盆無しで出演してほしいですね。

――さすがにAbemaTVでもそれは難しいかもしれないですね(笑)。


「やっと時代が僕に追いついた(笑)」 有田がネットニュースに対し思うこと

拡大する

ーー最後にネットニュースについて意見をお聞かせください。

有田:テレビ雑誌って、これから放送する番組をやたら宣伝するじゃないですか。それとは反対に、終わった番組を題材にしたテレビ誌があってもいいんじゃないかなってずっと思っていたんですよ。番組を見落とした人が今度は見ようって気になるかと。それがまさにネットニュースなんですよね。ネットニュースを読むと、やっと時代が僕に追いついてきたと思いますね(笑)。自分をほめてあげたい。

上田:僕が言うことはあまり記事化しないでほしいですね。僕にはあまり注目しないでいいですが(笑)、放送は楽しみにしていてください。

――今回の放送ではぜひ注目させていただきたいと思います!

拡大する

インタビュー・テキスト 氏家裕子

写真:長谷英史

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(4枚)