今年の3月、24時間生放送特番『極楽とんぼ「KAKERU TV」』(AbemaTV)で待望の大復活を遂げ、伝説を残した極楽とんぼ。ネット上をはじめ、業界も震撼させた2人が、復帰後初のテレビレギュラー冠番組『極楽とんぼ KAKERU TV』を4月27日(木)よりスタートさせる。
「誰も苦情なんて言わねぇだろうなって!死ななきゃ大丈夫でしょう?」と語る極楽とんぼの2人に、新番組への意気込みを聞いた。
■僕らを敵視していた40代の女性の方々にもう一回燃えていただきたい!(山本)
編集部:お、お疲れ様ですッ!「とぶくすり」世代です!もちろんゴッデスも見ていましたし、吠え魂も聞いてました!
極楽とんぼ:(笑)
編集部:24時間生特番お疲れ様でしたッ!メチャクチャ面白かったです。
山本:こういう機会を頂けたことが、一番の力にもなりますから。
本当にありがたいお話ですよね。全力でやらせていただきました!
加藤:まあ~、どうなるかと思いましたけどね。芸人さん、演者さん、スタッフ・・・色んな方々のお力を借りて、何とか乗り越えましたけど。これからは毎週になるんで、毎週毎週、違うことができればと思ってます。
編集部:24時間生特番の中で、印象に残った企画はなんでしょうか?
加藤:恵比寿マスカッツとの水泳大会でしょう(笑)。あとは、女芸人男装歌合戦も面白かったかなあ。
山本:僕は企画というよりも、悔しい思いをしたというか・・・。
告白をしたんですけど、フラれたんでね。・・・悔しいです!メディアの力を使っても口説けない自分の力の無さ!
(※編集部注:山本は生放送中、大原かおりと蒼井そらに生告白するもフラれ、かつて何度かガチ告白したことも暴露されている)
でも、次の機会があったら、また告白してしまうんでしょうねえ。そういう意味では、しっかりとまた気を引き締めて、告白したいと思っております。
一同:(爆笑!)
編集部:まわりの反応はいかがでしたか?
加藤:みんな見てくれてたみたいよ。テレビ関係者も。
くっだらねえ事やってんなぁ~!って(笑)
編集部:極楽ファンの輩(やから)たちは、「ネット番組だしどんなことをやってくれるんだろう?」とより大暴れを期待しています!
加藤:うーん・・・ちょっと真面目な話になっちゃうけど、「ネットだから枠を超えてやろう」ってすると、ちょっと変な感じになるかな?とは思うんですよ。
スタッフとかみんなで話し合って「これ面白いんじゃない?」って思ったことを番組でやって、その結果、枠を外れちゃう、超えちゃうのは良いんだけど、最初から「枠を外しにいこう」って企画をやってしまうと、おかしなことになると思うんだよね。
こうやって2人でやること自体が10年ぶりだからね!?当たり前じゃねぇから、この状況。なので、2人で面白いと思えることを純粋にできればいいかな。
10年前に2人でやってた時も「枠を超えてやろう」なんて思ってねぇんだから。ただ面白いことやろうと思ってたら、ちょっとやりすぎちゃってたんだよ(笑)。だから、そのままでいいのかな、とは思ってるんだけどね。
それこそ山本さんは10年の空白を経てここにいるわけだから。普通にやっても枠外れちゃうと思うんですよ(笑)。
だから昔と同じスタンスで楽しくできればなあと。
編集部:ネットや炎上は変に意識したりはしない、と。
加藤:うん。そのほうが良いかな。山本さんがテレビの10年間を経験してたら、またちょっと話は違うんでしょうけど。だから、そのままでやっちゃっていいんじゃないか?と。なあ?
山本:その通りでございます(笑)
編集部:山本さんが普通にやってれば、ネット上も自然に炎上するということですね!
加藤:うん。だって昔の人だもん(笑)!
でも、変な話、面白いと思っても今の地上波の深夜でもなかなかできないですからね。そういう意味では“昔の地上波の深夜番組の感じ”になるかな?
編集部:メチャメチャ楽しみです!
山本さんにご質問なのですが、油谷さんをはじめ様々なキャラクターが好きなファンも多いと思います。新キャラクターの誕生に期待してもいいでしょうか?
山本:そうですね。キャラクターになった方が色々とやりやすい場合もあるので(笑)。期待しててください。
僕も久しぶりに東京に戻ってきて、世の中が正直エラいことになってるな、と。ネット上にこんなに色々な番組が見れたり、チャンネルがあることも知らなかったので、逆を言うと「しめしめ」って感じですかね(笑)ネットに興味のなかった僕ら世代の人たちも込みで、新しい方々にも是非観ていただければ。
編集部:昔からの輩や武闘派ユーザーたちは準備OKですが、今後は新たな輩や武闘派ユーザーたちも増えるのではないでしょうか?パンフ希望です!
山本:(笑)でも、やっぱり、なんというか・・・
僕としては正直、女性ファンを獲得したいですね。
編集部:野郎どもは既に沢山いますもんね(笑)!
山本:はい。女性ファンの獲得を目指したいです(キッパリ)。
編集部:狙っていきたい女性は・・・?
山本:40代ですね(即答)。
10年前に僕らを敵視していた世代の女性の方々が落ち着いて、お子さんを持った方もいるでしょうし。そういう奥様方やシングルの40代の方に・・・もう一回燃えていただきたい!(笑)。
そういう番組作りをしていきたいですね。
■命さえ取らなければ苦情は来ない。骨の2~3本折れても大丈夫。そういう企画をガンガンやっていけたら(加藤)
編集部:具体的に「こういう番組にしていきたい」というお話はされてるんですか?
山本:いや、僕は何も知りません。
加藤:僕は話してます(笑)。
山本:あっちの現場ではいっぱい話し合いが行われてるんですけど、こっちの現場には全く知らされないんですよね。
編集部:直前に番組の内容が知らされるというのは変わらずなんですね(笑)。
加藤:そうですね。決めてから落とした方が早いんで(笑)
山本:そうみたいですね。
加藤:山本さんはそっちの方が良いのよ!
編集部:最後に、楽しみにしている視聴者にメッセージをいただけますか?
山本:僕の場合は、49歳になって“動いている姿”を見せられることが一番なのではないでしょうか。昔の映像を見られてきた方は多いと思うんですが、いま現在の動いている私の姿を見ること自体が結構レアだと思いますので。とにかく、まずは一人でも多くの方に観ていただきたい。
加藤:僕が「極楽とんぼ」っていうコンビだってことを知らない世代もいると思うんですよね。それがコンビでこうやって一緒にできるってことなんで、基本的には“山本さんは面白い”ってことが伝わればいいなと。
で、基本的に山本さんの場合は“命さえ取らなければ苦情は来ない”と思ってるんで(笑)
一同:(爆笑!)
加藤:誰も苦情なんて言わねぇだろうなって!死ななきゃ大丈夫でしょう?
骨の2~3本折られたって誰からも苦情なんて来ないでしょ。なので、そういう企画をガンガンやっていけたらいいなと思ってますね。
山本:はい。全然大丈夫です!
加藤:苦情なんて絶対に来ないもんな?今は誰かがケガでもしたら番組に対してすぐに苦情が来たりしますけど、山本さんなら大丈夫。そう考えると山本さんは貴重な存在ですよ(笑)
編集部:もし、ネットが炎上したら・・・。
加藤:炎上しないでしょ!ケガでも骨折でもしたら「おおー、そうか」「山本ざまあみろ!」「もっとやれ!」ってなるだけでしょ(笑)。そういう気持ちで頑張りたいと思います。
・極楽とんぼKAKERUTV 伝説の24時間 名シーン特集#1
4月13日(木)夜9時~
https://abema.tv/channels/abema-special/slots/8WwSgsUM4wrnhu
レギュラー番組に先駆けて、3月4日夜9時から放送された『極楽とんぼ「KAKERU TV」~24時間AbemaTV生JACK~』の見どころをギュッと詰め込んだ1時間を放送。
・極楽とんぼKAKERUTV♯1
4月27日(木)夜9時~
https://abema.tv/channels/abema-special/slots/AvkYe2LhmHeUQw
極楽とんぼ10年ぶりのコンビ活動復活後、初の「二人で」のTVレギュラー番組 「何が起きるかわからない」予定不調和を巻き起こす! 「KAKERU(かける)」をキーワードに、豪華なゲスト芸能人と「掛ける」芸人の底力に「懸ける」など様々な企画を展開!