5月5日(金)より全国公開される映画『ノー・エスケープ 自由への国境』の厳しくも美しい壮大なロケ地写真が公開された。

メキシコ=アメリカ間の移民問題に注目 『ゼロ・グラビティ』の原点と言える作品
『ノー・エスケープ 自由への国境』は、傑作『ゼロ・グラビティ』の原点といえる作品。製作プロデューサーのアルフォンソ・キュアロンが、息子ホナス・キュアロンの脚本に瞠目し「とても面白いコンセプトだ。私もこんな映画を作りたい」と告げて作られたのが、第86回アカデミー賞 (R)を受賞した『ゼロ・グラビティ』なのだ。メキシコ=アメリカ間の移民問題にいち早く目をつけ、構想8年をかけて完成した本作。奇しくも アメリカではトランプ政権が発足し、メキシコとの国境にいつ壁が作られるのか世界から注目されている。

『バベル』『天国の口、終りの楽園。』のガエル・ガルシア・ベルナルがメキシコからアメリカへ不法入国を試みる主人公モイセスを、「ウォーキング・デッド」シリーズのジェフリー・ ディーン・モーガンが不法入国者を襲う謎の襲撃者サムを演じ、逃げ場の無い砂漠という空間で繰り広げられる衝撃の連続に、一瞬たりとも目が離せないソリッド・シチュエーション&サバイバルエンタテインメント。“自由の国”アメリカへ、危険を冒してまで向かう理由とは?まさにこの瞬間、どこかで起きているかもしれない驚愕の“事件”。呼吸すら忘れてしまう緊迫の88分間に注目だ。


撮影は自然光のみを使用 砂漠の環境を忠実に
さらに、今回は同作の重要な“主役”となる舞台、“砂漠”の写真が公開された。制作チームは、その完璧なロケーションを見つけ出すべく、2年以上の歳月を掛け、 アメリカ、スペイン、モロッコ、そしてメキシコの砂漠を歩き回ったという。結果、ロケ地として選ばれたのは、メキシコのバハ・カリフォルニア・スル州の、市街地から車で2時間離れたところにある砂漠。撮影は自然光のみを使用。砂漠の環境を忠実に、ありのままに表現するためだという。

ホナス・キュアロン監督は「この映画のコンセプトのひとつは、台詞ではなく、人物とその行動を風景と並列させることによってテーマを語ることだ。2人のメインキャラクターと同様に、砂漠が最も大切な要素になる」と語り、舞台となる砂漠は、重要なキャラクターとして描かれている。途方もない自然の大きさとその自然の中でサバイブしようとする人間たちの姿は、『レヴェナント:蘇えりし者』を彷彿とさせる、という声も多い。撮影時は気温は38度を越え、身を守る日陰もなく、俳優・スタッフ皆にとって撮影は困難を極めたという。
実際にこの砂漠はアメリカ=メキシコの国境沿いにあるわけではないが、今どういったところに壁を建設しようとしているのか、と想像できる大迫力の映像となっている。





ストーリー
正体不明の襲撃者。水なし、武器なし、逃げ場なし。希望はあるか—。メキシコ=アメリカ間の砂漠の国境。不法入国を試みるモイセスと15人の移民たち。突如襲いかかる銃弾。襲撃者は正体不明。摂氏50℃。水なし。武器なし。通信手段なし。“自由の国”を目指す命懸けの逃走劇が今、始まる。
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