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 北朝鮮問題が目まぐるしく動きを見せる中、石破茂元防衛大臣に北朝鮮情勢、安全保障、そして意外な趣味についても話を聞いた。

 石破氏と言えば大の軍事オタクにしてプラモデル愛好家だ。議員会館の事務所にもプラモデルが並んでおり、東京・秋葉原の視察ではプラモデル店に立ち寄ったこともある。ベーカー駐日大使(2002年当時)と会談した際には米軍の哨戒機P3のプラモデルを披露した。ロシアの国防大臣が来日した際にはロシア空母を徹夜で組み立てたそうだ。

 石破氏は「アメリカの大使とか大臣とか艦隊司令官が日本に来ると、この人は何の船に乗っていたかを調べて、それ(プラモデル)を置いておく。そうすると『俺の乗っていた船だ』と言ってメチャクチャ喜ぶ」と話し、外交で相手のことを気にかけることの重要性について説明した。会う相手の好きなお酒やタバコの銘柄を用意しておくなど、気配りを欠かさないという。

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 さらにアイドル好きでも有名だ。文藝春秋の戦後70年特集に寄せた論文のテーマは「キャンディーズでアイドルは終わった」だった。あえて言うならキャンディーズのミキちゃんがお気に入りだという石破氏は、キャンディーズなど複数のアイドルの全曲を歌えるという。「(高校生の時には)ブロマイドを定期入れに忍ばせて見るのが生きがいだった。そういうメンタリティが残っていればアイドルは滅びない」との持論を語る。

 他にも石破氏はカレーにも造詣が深い。党大会で全国から訪れた党員にカレーを振る舞ったこともある。インドから仕入れた香辛料に地元・鳥取産のラッキョウなどを使用し、3日間仕込んだ本格派だ。「鳥取の梨ワインを入れると味の深みが増す、インスタントコーヒーをパラパラと入れると味が引き締まると勝手に思っている」とこだわりを披露した。

 さらに酒豪としても有名で、中国の国防大臣とマオタイを2人で70杯も飲んだという。「ここでひるんだら国家の名折れであると。グラスが段々大きくなって最後はビアグラスみたいになった。70杯飲んで、これで終わりかなと思ったら、大臣記者会見ですと言われて、記者会見をやった」と笑顔で当時のエピソードを語った。

AbemaTV/みのもんたのよるバズ!より)

(C)AbemaTV

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