今、年上女性に年下男性という「姉さん女房」が増加傾向にあり、しかも、その年齢差が大きいカップルが多いのだという。芸能界を見てみても、SPEEDの島袋寛子(32)と早乙女友貴(20)の年の差は一回り。藤あや子(55)は30代前半、二回りも年下の男性と結婚した。"姉コン"なる新語まで流行しており、もはや10歳以上年上の姉さん女房は当たり前のようだ。
「初婚年齢が29.4歳にまで上昇、30歳でも未婚という人が多くなってきている。そうなると"結婚対象"として年下層も厚くなってくる。一方、男性側も年収が減少する中、30歳以上で社会的地位がある女性に憧れをもつ傾向にある」と、統計学者の鳥越規央氏は推測する。
都内で開催された年上女性と年下男性の婚活パーティを取材すると、
「年下男性の方が気を使わなくていい。楽かな」(初参加の32歳女性)
「楽しかった。カップル成立した。弟みたいで可愛い。頼られるのがいい」(30歳女性)
といった声が聞かれた。一方、男性たちからも
「大人の女性は甘えさせてくれるのが魅力。落ち着いていて聞き上手」
という評価が。
別の会場でも、「年上男性は苦手。おじさんが嫌い、年下だとダメなところでも許せる」(35歳女性)、「若さが魅力。なんでもきれいな方がいい」(36歳女性)と、年下男性が大人気のようだ。
そんな中、"姉さん女房界のレジェンド"といわれる禁断夫婦を発見した。熊本県在住の上田文香さん(53歳)と勝美さん(33歳)ご夫婦だ。奥さんが20歳年上というのもさることながら、なんと勝美さんは「文香さんの息子の同級生だった」というから驚きだ。
「出会いは自分の両親が妻と友達だった縁で」(勝美さん)、「私の息子と主人の弟が同級生で、息子の友達だった」(文香さん)。
当時、文香さん42歳、勝美さん22歳。息子の事で勝美さんに相談に乗ってもらっていたのが交際の始まりだったという。
当初は勝美さんの母親に泣いて反対をされるなど、逆風の中での結婚だったが、今は家族仲良く暮らしている。「甘えられるのが年上の魅力」「優しくて頼れる所がいい」と、お互い幸せそうに話してくれた。(AbemaTV/「勝手に出口調査」より)