お笑いコンビ・バナナマン日村勇紀が、26日よりスタートしたAbemaTVの新番組『日村がゆく』 にて、最新版「鼻フック」にチャレンジした。

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 『日村がゆく』は、バラエティの“定番を超える”べく体を張って挑戦・開拓する、笑いの文明開化を目指す番組。バラエティで罰ゲームの定番といえば……ということで、今回はテーマは「鼻フック」となった。

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 まずは、その歴史に迫ろうということで、テレビ番組で最初に使ったといわれる放送作家の高須光聖さんに電話で質問。日村が「やめろよ、偉い人なんだから」とツッコむ中、番組スタッフが「鼻フックを番組で最初に使ったという噂は本当ですか?」と質問。すると、あっさり「そやで」との回答。しかし、いつ、どこから発生した器具なのかを知っているか聞いたところ「分かりません」とのことだった。

 そこで、拷問器具の研究をする一橋大学の王云海(オウ ウンカイ)教授に問い合わせた。結果、「鼻フックといったやり方は、今まで西洋の資料と東洋の資料を見た限り、拷問や刑罰の方法として使用されていた形跡はありません」とのこと。

 ということで、その歴史はヤブの中へ……。ならばと、「鼻フック」の新しい使い方を一緒に開拓してくれそうな、AV監督の千葉曳三(えいぞう)さんにお話を聞くこととなった。

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 彼は、全編鼻攻めのAV作品を撮っていたり、SMマニアの集い・耽美界を主催していたりと、その道のプロ。「鼻攻めパーティをやっていたりします」と千葉さんが付け加えると、日村は「えっ!鼻攻めパーティ??」と面食らった様子だった。

 さらに、SM界のキャスティングも手がけているとのこと。いうなれば“SM界のプロデューサー”だ。「好きじゃないM女と気に食わないS男を組み合わせたりしています(笑)」と解説すると、日村は「めちゃくちゃ面白いですね」と興味津々だった

 そして、千葉さんは「ダウンタウンさんが番組でよく痛い痛いといっているのは、(普段使われている器具が)痛くないように作られていないから」とコメントし、千葉さんお手製の器具を紹介。

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 登場したのは「スカルビン」という名前が付けられた器具。千葉さんは「英語で頭蓋骨をスカルというのですが、女奴隷のことをドイツ語ではスクラビンという。だから、そこにかけているんです。両手をフリーにできる鼻攻め専門器具なんですよ」と説明。

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 早速、装着すると日村は「アハハハ、ひたくなひ(痛くない)」と大笑い。千葉さんは「だからこの状態で僕は日村さんを好きなようにできるんです」と、日村の体をくすぐり、「恥ずかしいでしょ?それで縛られてたらもっと恥ずかしいでしょ?」と言葉であおった。それに日村は「めちゃくちゃ恥ずかしい」と照れた表情を浮かべていた。

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 続いて、「ツェッペリン」という名の器具が登場。これは“ドイツの最終兵器”という意味。「顔攻めの最終兵器」ということだそう。これを装着され、あられもない表情にされた日村は「綺麗だよ」と千葉さんから優しく声をかけられ、再び照れた表情に。最終兵器の凄さを身を持って体験した。

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 これらの器具にトライした日村は「明らかに痛くない。千葉さんのためだったら本当にいいリアクションをしたくなる。外すときに『なんだよ、イテえな~!』って投げつけずに、丁寧に取りたくなるね」と絶賛していた。

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 また、番組では、クイズの回答を間違えると「スカルビン」に重りを足して、どんどん顔を変形させていくゲームも実施。視聴者からは「面白過ぎ」「ヤバい」「スカルビン流行りそう」とのコメントが寄せられていたが、日村は「(重りを足したら)スカルビンでもやっぱ痛いわ~」と嘆いていた。

(c) AbemaTV

日村がゆく#1~鼻フックの新しい夜明けを見つけるの巻~ | AbemaTV
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