ドラァグクイーンとして有名なナジャ・グランディーバ。知られざるドラァグクイーンの魅力に迫る為、彼女に密着取材した。

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 ナジャは大阪・梅田に位置する「do with cafe」にて、定期的にショーを行なっている。「ここはどういうお店なんですか」と聞くと、ナジャは「ダイニングバー。食事やお酒も楽しめて、ドラァグクイーンのショーも楽しめる」と答えた。

 そもそもドラァグクイーンとはなんだろうか。ナジャは「女装のこと。ドラァグ(drag)とは、裾をズルズル引きずる、という英語。ドラァグクイーンは、裾をズルズル引きずるくらい大げさな女装をするゲイ」と説明。加えて「私たちは性転換に興味はなく、女装をただただ楽しみたい」と語った。

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 まず、ドラァグクイーンの命とも言われる「メイク」を見せてもらった。

 なんと驚くことに、ナジャはアイラインを「年賀状を書くような筆ペン」で描いているという。最後の仕上げのホクロも「マッキー」で描いているというのだ。メイクにはどれくらい時間かけるか聞くと、ナジャは「他の子達もくるから、喋り出しちゃうと3時間くらいかかる」と回答。ミッツは「その楽屋でどれだけ喋れるか。あそこでつまんない奴はすぐやめる」と指摘している。

 この日はナジャの他に、ベビー・バギー、マダム・ココ、ベラ・グラマラス、イルローザの4人を加えた5人でショーを行う。

 会場はほとんど満席近い状況になっており、華やかな賑わいを見せている。来場していた客に、何を求めに来ているのか尋ねると「喋ること。お話が面白い」「ナジャさんに一回会ってみたくて」など、ドラァグクイーン目当てであることが明らかであった。ドラァグクイーンは、気軽に話せる楽しさが魅力だという。「ナジャのどの辺がすごいんですか」という質問に対しては「ショーがワンパターンではなく、いろいろなショーをするところ」と客は答える。 

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 実際にショーが始まると、ナジャがマイクを持った瞬間に大歓声があがる。そして、女装した5人による笑いありのきらびやかなショーが始まった。ミッツはナジャのショーに対して「どうせ酔っ払いしか観てないと思うんですけど、実際私がお金払ってナジャさんのショーを見に行ったことがあって、その時も圧倒的にナジャさんは面白かった」と絶賛している。

 しかし、その日偶然近くでロケをしていた芸人・アルミカンの二人を呼び、ナジャのショーを見てみると、その独特な世界観から二人は唖然。ショーの後、アルミカンの二人がナジャに対して「どういう風に楽しめばいいか」と聞いたところ「ドラァグクイーンのショーは頭使わなくていい。感じたままに楽しんで欲しい」と答えた。

 ナジャが主役を務める「ナジャ・グランディーBAR」が5月21日に開催を予定しているという。興味がある方は足を運んでみてはいかがだろうか。

AbemaTV/『AbemaWaveサタデーナイト』より)

(C)AbemaTV

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