最も人気がない県と言われている「茨城県」(ブランド総合研究所『地域ブランド調査2016』より)。そんな茨城県が起死回生の一打として世に送り出したPR動画が約1週間で20万回再生され、今注目を集めている。
ネット上には「茨城県もなかなか攻めますね」「イケナイ動画を観ている気分になった(笑)」など、さまざまな反響があがっている。その動画は一見、景色の良い温泉のPR動画なのだが突如、とても筋肉質の男性が現れ、筋肉美を見せつけ始める。これは、温泉と筋肉が融合した、刺激的な温泉のPR動画なのだ。
最も人気がない状態から脱出するために必要なのは、話題を呼ぶインパクト。その発想から出てきたアイデアが「温泉&筋肉」だったという。
ここでどうしても気になるのが、美しい筋肉を持ったこの男性。担当者に詳細を聞いてみると「主役はあくまで温泉。出演者についての情報は出しておりません」との回答。しかし、ここまでの筋肉の持ち主はあまり多くない。調べていくと、それらしき人物が特定できた。その人物に会うため、東京・赤坂の「マッスルバー」へ赴き、事情を話してみると、「KAZUKIマッスルのことですね!お呼びします!」と、やや大きすぎる程の声量で対応してくれた。
呼ばれた「KAZUKIマッスル」こと宇都宮一基さん(28)は、コンテストで全国4位になった経験もある、折り紙付きの筋肉男。そのコンテストで担当者の目にとまり、出演の話が来たという。KAZUKIマッスルの一番の魅力は腕で、その腕を堪能できるメニュー「マッスル生搾りサワー」が人気だ。撮影の話を聞くと、KAZUKIマッスルは「湯冷めで風邪ひくかと思いました。でもマッチョなんで風邪は引きませんでした」とコメントした。
(AbemaTV/『AbemaWaveサタデーナイト』より)
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