普通の生活を送っていたのに、気がつけば貧困と呼ばれる状態に陥っている女性が増えている。心の隙間を埋めるために物を買いまくる“買い物依存症”。夫から充分な生活費がもらえず借りてしまう妻。多額な返済に苦しむ奨学金問題など、借金をする理由はさまざまだ。SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』の第14回では、借金地獄女子をテーマに当事者が赤裸々に語った。

■ 大切なのは「交際費と不明金」の節約

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 過去に買い物依存症で500万円の借金をし、その経験を活かしてファイナンシャルカウンセラーとして活動している西村優里さんは、相談をしにくる人の多くは自身がどれくらい借金をしているのか分からないままだという。「お金を借りられない人もいるし、そろそろ借りられなくなるだろうなっていう人も相談しにくる」と話し、相談者とは一緒に収支を確認し、一緒に家計管理をするという。

 家計管理は、毎月入ってくる収入から家賃や光熱費などの固定費支出、食費や日用品、医療費などの流動費支出を引いた数字がプラスかマイナスかで見極める。収入から支出を引いた数字がゼロより低い場合は、すぐに対応が必要だ。西村さんは「節約というと真っ先に食費を削る人が多いけど、実は食費はあまり削れない部分。交際費や何に使っているのか分からない不明金から節約していくことが大切」と説明した。

■ お金の問題と心の問題を切り離す

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 西村さん自身は過払い金があったため500万円のうちの100万円ほどの借金が減り、残りを3年半かけて地道に返済したという。「月10万位を返済にあてた。どうしても足りないときは日雇いのバイトをした」と話すと、MCのSHELLYは「切り詰めるものがなくなると、あとは収入を増やすしかないですもんね」と同意。西村さんは交際費を減らすために飲み会の誘いも頻繁に断っていたという。

 SHELLYから完済をするうえで心がけるべきことを聞かれると「借金をするに至るまでに原因になったもの、家庭環境や人間関係などを自分で振り返らないと借金を繰り返してしまう。お金の問題と心の問題を切り離すことが大切」と話した。

(C)AbemaTV

(ライター/小林リズム)

『Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~』は毎週土曜23時45分から&毎週日曜17時から放送(17時は再放送)

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