イギリス・マンチェスターでの自爆テロを受け、メイ首相はテロ警戒レベルを最高度に引き上げたと発表した。
現場近くの広場では犠牲者を追悼する式典が開かれ、溢れんばかりの市民が駆けつけた。
5月22日夜、イギリス・マンチェスターで起きた自爆テロでは、8歳の女の子ら22人が死亡し、59人が怪我をした。警察によると、自爆テロの実行犯はサルマン・アベディ容疑者(22)とみられ、両親がリビアからの移民だと伝えている。過激派組織・イスラム国が犯行声明を出したが、警察はテロの背後に組織的関与がないか詳しく調べている。
今回のテロ事件を受け、イギリスのメイ首相はテロ警戒レベルを事件前よりも1段階引き上げ、最高レベルにしたと発表した。テロ警戒レベルが最高度に引き上げられたのは2007年以来のことだ。
また国連安保理は23日の会合冒頭、各国の大使らが黙祷を捧げ、グテーレス事務総長も報道官を通じて「恐ろしいテロを強く非難する」との声明を発表した。
(AbemaTV/原宿アベニューより)
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