5月27日に放送された『エゴサーチTV』に、政治活動家でタレントの東国原英夫がゲストとして出演。ビートたけしのフライデー襲撃事件の裏側について語った。
MCを務めるお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、フライデー襲撃事件について「僕、襲撃とかしたことがないので分からないんですけど、どうだったんですか」とたずねると、東国原は「襲撃ね、しない方がいい」と断言し西野は爆笑。
当時、たけしから「フライデーに襲撃するぞ」と連絡が入った東国原は、行きたくなかった理由があったという。「俺、推理小説を書いて、江戸川乱歩賞をとりたかったのよ。でもフライデーも江戸川乱歩賞も講談社だから、襲撃なんかしたら一生とれないでしょ」と振り返り、スタジオは爆笑。
結局は襲撃することになったたけし軍団。深夜、編集部にたけしが「俺はビートたけしだ!」と電話をかけたところ、当然向こうは信用しなかった。しかし、「編集長に『証拠を見せろ!』と言われたから、たけしさんが電話口で『コマネチ!』って言ったら信用した」という。
その後、東国原はあの手この手でなんとか抜け出そうとするも、ことごとく失敗し、とうとうたけし軍団は編集部に殴り込んだ。当時「東国原は傘で殴った」と報道されたが、事実はそうではなかったという。
「最初に傘を使って殴ったのは柳憂怜。殴ったから、傘が“くの字”になってたんだよ。俺は冷静だったから、『大変だ、凶器を使ったってことは殺人未遂になりかねない』と思って、証拠隠滅のために傘をまっすぐにしていたの。そしたらそこをカメラに撮られたんだよ」と、エピソードを披露した。
次々と面白エピソードが飛び出してくるため、西野は「みんなが殴り込んでる最中なのに1人で傘まっすぐにしてたんですか」「東さんだけずっとダサいじゃないですか」と爆笑し通しだった。