昨年7月に台湾で公開されたディーン・フジオカ出演の台湾映画「恋のダンクシュート!」のDVDのリリースが決定した。

2015年、NHKの連続テレビ小説「あさが来た」で大ブレイクして以来、日本での活動が続いていたディーン・フジオカが、本作への出演により台湾のファンたちは「ディーンが戻ってきた!」と歓喜に沸いた。

主演である小鬼(シャオグイ)の愛称を持つ歌手のエイリアン・ホァは、出演するドラマや映画をヒットに導くマルチな才能を持つタレントで、司会者としても有名。ヒロインは日本でもファンが多い歌手のシンディー・ワン。女優としても日本のコミックが原作のドラマ「桃花タイフーン!!」(2009年)で絶大な人気を得た。実は、2007年の楽曲「這就是愛」のMVで彼女の恋人役だったのがディーン・フジオカで、今回9年ぶりの共演となった。そのディーン・フジオカは、本作では白いスーツがよく似合うスマートなハンサムな役でありながら、はっちゃけた性格を生き生きと演じている。

監督は、これまで300以上のMVを演出してきた売れっ子クリエイターで、今回が初劇場監督作品となるビンゴ・チャン。MV制作で培ったテンポの良い演出に加え、マンガを意識した画作りや要所に差し込まれるヒット映画のパロディ、スポ根ジャンルのお約束である意味不明な”特訓”も含めて、遊び心満載の青春スポーツ・ラブコメ作品となっている。
【物語】
プロ・バスケチームのベンチウォーマーで、チームのお荷物であるフォン(エイリアン・ホァン)は、自意識過剰の自惚れ屋。そんな彼が初めて途中起用され、放ったシュートがチームの勝利を決めてしまう。だが、図に乗った態度はコーチの逆鱗に触れ、舞い込んだ移籍話が成立。しかし、フォンが売り飛ばされた先は、高校の女子チームのコーチだった。フォンの試合を偶然観戦していた美人教師ユン(シンディー・ワン)がオファーしたのだが、それには切迫した理由が。南一高校に負け続けているユンの北二高校が次も敗戦すると、ユンは南一高校理事の息子シュワイナン(ディーン・フジオカ)と結婚させられるのだ。彼女にひと目惚れしたフォンは、このダメチームを無駄な気合だけで勝利へ導こうとするが……。
「恋のダンクシュート!」DVD
- セルリリース&レンタル開始:2017年7月5日(水)
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