今、生活スタイルの変化から乳がん、子宮頚がん、卵巣腫瘍など女性特有の病気になる人が増えている。早期発見するためにはどうすればいいのだろうか。SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』では、女の病気と闘う人々をテーマに当事者たちが赤裸々に語った。

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 28歳のときに乳がんが見つかり、闘病記録をつづったブログ「おっぱいサバイバー」を運営しているChiraさんは、入浴時に胸を触ったときに“しこり”があることに気付いたという。「会社の健康診断で乳がんの検診がオプションで付けられたので付けてみたら、精密検査を受けたほうがいいと言われた」と乳がんが発覚した経緯を説明した。

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 一方で、33歳のときに乳がんを発症し手術したものの昨年再発し、現在も闘病中である直子さんは、乳がんが見つかったときには皮膚のほうにまで転移しかけている状態だったと話した。「問答無用で全摘出でした」と語り、ホルモン剤を使ってがんの進行が止まっている状態だと報告した。

 このように、最近では20代から30代の若い女性にも、女性特有の病気にかかる人が増えている。特に乳がんは、女性のがん患者の67%を占める、女性がもっともかかりやすいがんだ。乳腺組織に発生する悪性腫瘍で、しこりができ、リンパ節や血管を通って転移する。治療法はステージにより、切除、ホルモンなどの化学療法、放射治療などを複合的に行う。

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 新宿ミネルバクリニック院長の仲田洋美さんは、「女性がかかる乳がんの発症率は8.2%だと言われ、昔と比べると増えている」と説明。また、セルフチェックの方法として「基本的には毎週胸を触ること。触って違いがないかを確認することが大切。しこりがあったとしても消える場合もある」としたうえで、「しこりが“がん”の場合は大きくなるので、その場合は病院に行くべき」と話した。

 さらに乳がんのしこりについて「早期の場合だと痛みも全然ない」といい、その上で「がんが大きくなって炎症を起こしていると、触って痛いことはある」とコメント。乳がんに早く気づくためには、頻繁に自分の胸に触れ、違いがないかを確認することが大切だと語った。

(C)AbemaTV

(ライター/小林リズム)

『Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~』は毎週土曜23時45分から&毎週日曜17時から放送(17時は再放送)

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