日本時間5月31日午後、アフガニスタンの首都カブールの中心部で大きな爆発があり、少なくとも80人が死亡、350人以上が負傷した。日本大使館の窓ガラスも割れ、職員2人が負傷した。
爆発は強力な自動車爆弾によるもので、日本大使館から100メートルほど離れたドイツ大使館の近くで起きた。自爆攻撃だったとの情報もある。
現場は政府機関や各国の大使館などが集中する地区で、朝の通勤ラッシュの時間帯だった。ロイター通信は保健当局の話として、少なくとも80人が死亡し、350人以上がけがをしたと伝えており、犠牲者の数は今後増える可能性もあるということだ。
爆発現場から数百メートル離れた建物の窓などにも被害が出ており、日本の外務省によると、大使館の窓ガラスが割れるなどして日本大使館の日本人職員2人もけがをしたという。2人は命に別状はなく、他の職員とともに大使館のシェルターに避難しているということだ。
犯行声明などは確認されておらず、何を標的にしたものかなど、詳しいことは分かっていない。
(AbemaTV/原宿アベニューより)
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