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 とあるアイドルのTwitterを人工知能AIが代理で更新していたことが分かった。

 AIが投稿を代行していたのは、名古屋を拠点として活動している、平均年齢14歳の4人組ガールズユニット・PREDIANNAのリーダー侑(ゆあ・15)のTwitterアカウント。

「ダンスレッスン行ってき(絵文字)めっちゃ踊って暑くなった(絵文字)今から帰ります(絵文字)頑張るぴよ(絵文字)」

「今日もレッスンでした~~~(絵文字)最近レッスンばっかりで覚えることも沢山だけどみんなで頑張ってるのっ(絵文字)みなさんにいいものを披露したい…」

 この2つのツイート。なんと片方はAIが作成したツイートだ。AIが作成したのは前者で、後者のツイートは侑杏本人が作成している。

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 これは去年に中部経済新聞が採用した“人工知能AIが記事を書く”という「AI記者」に投稿させる試み。侑杏の過去のツイートから、特定ワードの言い換えパターンや言い回しなどのクセや特徴を学習させ、さらに侑杏が投稿する実際のスケジュールなども追加して、作成したいくつかの候補から、最も特徴が似ているツイートを定期的に投稿する。

 では、なぜAIによるアイドルTwitterアカウントの投稿代行サービスを始めようと思ったのか。

 このプロジェクトを企画したHAKUHODO THE DAYの鶴見至善さんは「最近芸能人の方とか、SNSアカウントで誤爆だったり炎上だったりとか、ちょっと良くないことを言ってしまって事件になってしまうことも増えているので、そういったことをAIで代行することで事故を未然に防いだりとか、そういうところまで応用ができるんじゃないかなと思った。今回実証実験ということで、アイドルのツイートに実際に入れて代行してみようという企画になった」と説明した。

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 AIを使った自動投稿の実証実験は5月18日から31日まで行われ、1日およそ3ツイートのペースで投稿されていた。

 実際に実験に参加した侑杏は「文章の書き方、文字の書き方とか、絵文字の特徴というのが、全部侑杏がツイートしたものと一緒だったのでそれにびっくりした。たぶん後から見せられたら絶対わからないと思う」と話す。

 このプロジェクトは今後どのように展開していくのだろうか。

 人工知能「AI記者」を開発したビットエーの中村健太さんは「人工知能側がその人らしい投稿かどうか判別できるようになってくれば、いつもと違うことを言おうとすれば、『(AIが)大丈夫これ?』ということを聞いてくれることが将来的には可能かも」と語った。

AbemaTV/原宿アベニューより)

(C)AbemaTV

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