4日放送されたAbemaTV『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』で「普段うっとおしいと思っているサービス」というテーマで激論が交わされた。
作家・ブロガーのはあちゅうは「病院・エステ・マッサージのカルテ」と主張。「マイナンバーとか使っていいから統一して欲しい。マッサージに行ったら名前、住所、年齢ってすっごい書かされるんですよね。これいつ使うんだろうって。1回しか行かないところなのに、痛い箇所とかこれまでのダイエット経験とか食習慣とか全部書いて。なのにやっている時にまた聞くんですよ。さっき書いたじゃん!って思って」。
一方、女装家のミッツ・マングローブは「テレビの文字情報が多すぎる」と持論を展開、「野球中継を見ていると、選手のキャッチコピー、ストライクカウントとかL字で出て文字情報が出てきて。ちょっと多すぎる」と苦言を呈すると、ジャーナリストの堀潤が「僕が(NHKに)入局したての頃は、字幕を付ける編集さんのところにカメラマンさんが飛んできて『画面を汚すな!』ってテロップを外させるような攻防がありましたよ」と、NHKの裏側を披露した。
「お客様は神様?クレームにどこまで応えるべき?」というテーマでは、消費者から企業側に寄せられるクレームについてスタジオで討論。
経済学者・明治大学の飯田泰准教授之はTwitter上で企業に寄せられるクレームについて「ネットとかで拡散したクレームって、何か意味があると思っている人結構いるんですけど、企業側の売上にはほとんど影響しない。さらに言うと、炎上に乗っかる人って、全体の1%もいないってことが分かっていて。その人たちが何回も何回もクレームを繰り返しているだけなので、大体のものは流した方がいいクレームだと思うんですよ」とクレーマーの実態をズバリ指摘。
するとドランクドラゴン鈴木拓が「炎上するからってテレビが僕を使わないって何回かありましたもん。別に犯罪をやったわけじゃないですし、番組を盛り上げてるんだよって事に気づいてくれればね」と経験談を披露。これにはミッツも「表面的なところだけで善悪をすべて判断しちゃうから。悪循環の極みですよね」と鈴木に同情した。
この他、番組では「機械化してもいいサービスは?」「こんなサービスがあればニッポンはもっと幸せになれる」など、「サービス過剰社会」を軸にパネリストの様々な意見が飛び交った。(AbemaTV/『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』より)
▶再放送(11日20時~)はこちらから!