4日に放送されたAbemaTV『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』で、「タクシーは無人化して自動運転になっても良い?」というテーマで議論が交わされた。
自動車の自動運転、AIの進化などにより人間の仕事がロボットに奪われるという話もある中、お笑い芸人・ドランクドラゴン鈴木拓は「申し訳ないです。全部とは言わないですけど匂いがすごかったりする人がいるんですよ」と言う理由から賛成だと主張。
鈴木の意見に対して、ジャーナリストの堀潤は「最近ファブリーズ・タクシーとかも増えてきまして。窓ガラスに書いてありますよ」と話し、タクシーを無人化して自動運転することに反対だと主張した。
「自動化するっていうことは僕らの情報を全部サーバーにぶち込むってことですからね。あらゆる個人情報が紐付けられて、タクシー業界のみならず色んなところに共有されるわけですから。ますます個人情報なんてダダ漏れですよ」(堀潤)
すると鈴木は「芸能人が乗った場合、乗ったことをすぐ週刊誌に教える運転手さんもいるって聞いたんです。機械だったらみんな関係なく、その人が変な行動をした場合だけ見るって可能性もあるじゃないですか」とウソかホントか耳を疑う情報が飛び出した。
これに関連して、「医者は機械化しても良い?」というテーマでもディベートが行われ、多くのパネリストが賛成する中、経済学者の飯田泰之・明治大学准教授は「もちろん手術などの高度医療は無理なんですけど、風邪とか定型的な診断は一般の医者より正確な診断が出来ると思いますよ。お医者さんだってすべての病気を知ってるわけじゃなから。昔流行っていた病気を今の若い医者が知らなくて見落としちゃって悪化させることもある。AIなら、そういう見落としって減ると思うんです」と指摘した。
女性の立場から賛成と話すのは、作家で元セクシー女優の鈴木涼美。「婦人科系の病気とか、目の前で言われるより、ピピピって出てきた方が心情的に良い。性病とかでものすごく説教してくる産婦人科もいるんですよ。”どうせ生で色んな男とやってるんだろ”みたいな」と憤った。
作家でブロガーのはあちゅうは「病院・医者版の食べログ」を提案。「お医者さんって行ってみるまでどんな人か分からないんですよね。待ち時間もすごく長い気がするんですよ。これをデジタルに出来たら経済が回り出す気がしています」とコメントした。(AbemaTV/『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』より)
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