1946年に日本に初めて女性議員が誕生してから71年。未だに男女の議員数には差がある。日本の国政における女性議員の比率は、世界188カ国中、157位(列国議会同盟のデータに台湾を追加した数字/2016年1月時点データ)。なぜ女性政治家はなかなか増えないのだろうか?
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』では、「オンナの政治家はつらいよ」をテーマに当事者たちが赤裸々に語った。
(千葉県議会議員の水野ゆうきさん)
地区町村議会における女性議員の全国平均割合は12.6%。さらに地方にいくと、女性議員がいない地区も多数あるという。10年後、政治がどのようになっていてほしいかと聞かれると、千葉県議会議員の水野ゆうきさんは「100年かかると言われているけど、ネットで投票できるようになってほしい」とコメント。
ネットでの投票は法律を変えないといけないため、現段階では難しいという。水野さんは「ネットで投票できるようにして、若い世代が投票しやすい環境になってほしい」と訴えた。
(左:港区議会議員のやなざわ亜紀さん、右:渋谷区議会議員無所属・岡田マリさん)
「学校教育の部分から政治を持ち込んで欲しい」と答えたのは、港区議会議員のやなざわ亜紀さん。「いきなり18歳になって投票ができるようになっても、その意味すらも理解できないままの人がいる」と話した。
これには女性官僚をテーマに記事にしてきた政治ジャーナリスト、横田由美子さんも同意。「18歳の選挙権、全然盛り上がらなかったじゃないですか。それまで政治のことを考えようって言われてこなかった人たちが、突然選挙で投票に行けって言われても何?って思いますよね」と話し、日本の政治教育について疑問を述べた。
(AbemaTV/『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』より)
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(ライター/小林リズム)