出生数の減少が止まらない日本、2016年に生まれた新生児の数はついに100万人を割り込んだ。少子化を食い止めるにはどのような対策が必要なのか。
東京都議会議員で少子化対策に取り組む塩村あやか議員は、教育にお金がかかることが一番の問題だと話す。一般の働く女性からは『子どもの教育にお金がかかるため、次の子どもはなかなか考えられない』といった声や、2人の子どもを産んだ女性からは『幸せだけれどもお金がかかるという現実が重くのしかかる』という意見が聞かれたという。
例えば、大学まである程度教育が無償化になれば、もう一人産むという選択肢はあるという意見を踏まえ、塩村議員は「(教育無償化のためには)いろいろなところをしっかり見直したうえで増税という話にはなってくると思います。」と話す。
そして、2人目3人目の子どもが欲しいとなった時には夫の協力も欠かせない。夫が率先して子育てを手伝った家庭ほど第2子が誕生していることはデータにも出ているという。塩村議員は「口ばかりではなくて、やることです。やったうえで『もっとちゃんとサポートするから、もう一人』と言われれば、欲しいと思う女性はたくさんいると思います」と少子化対策への意見を語った。
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