![上野動物園の赤ちゃんパンダ 所有権は中国、いずれ返還へ](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/e/e/724w/img_eeb1d3e8acb3963a835b19eb6a16f3d7342256.jpg)
きのう、東京の上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」が赤ちゃんパンダを出産した。
今回生まれた赤ちゃんを含め、現在日本には全部で9頭のパンダがいる。内訳は、上野動物園が赤ちゃん含め3頭、神戸の王子動物園に1頭、和歌山のアドベンチャーワールドには5頭が飼育されている。
日本最多の飼育数を誇るアドベンチャーワールドの担当者は、赤ちゃん誕生で上野動物園に注目が集まることについて「今回、繁殖できたことに嬉しく思う。共に頑張っていきましょう」とコメント。上野動物園周辺の経済効果も期待できそうだ。
しかし、実はこの9頭のうち、日本が所有権を持ってるパンダは1頭もいないのだ。パンダは中国からレンタルしていて1頭に付き、年間約100万ドル、日本円で「1億円以上」を支払ってレンタルしており、今回生まれた赤ちゃんも、所有権は中国のもので、将来的に中国に返還される可能性が高いようだ。
ネット上では「すごく嬉しい」といったコメントのほか、「政治的なレンタルはもうやめよう」「中国のパンダビジネスは悪質」「政治の道具はかわいそう」といった声もあがっていた。(AbemaTV/AbemaPrimeより)