子どもが車のハンドルを握って運転する動画が投稿され、インターネット上に多くの非難の声があがっている。
動画では、男性の膝の上に乗った子どもがハンドルを操作する状態で車が走っている。窓の外には歩行者も映っており、大事故に繋がる可能性もある危険な行為だ。動画には、男性の「(ハンドルを)きれきれいっぱいきれ。そうそうそう、で戻す」「戻せ戻せ戻せ、ぶつかっちゃうぶつかっちゃう」といった声や、子どもの「ねぇ警察いるよ」という声も入っていた。
茨城県警はこの動画をすでに把握しており、「道路交通法違反」の疑いで捜査をすすめている。
大澤孝征弁護士によると、この行為は道路交通法・第70条「安全運転の義務」に反するという。道路交通法・第70条とは「ハンドルブレーキその他の装置を確実に操作し、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」というもので、違反点数は2点、反則金は普通車で9000円となっている。
ネット上では、「事故になったらどうするんだ」「運転させている人はなにを考えているの?」「これを撮影してネットに投稿するのが信じられない」などと、多くの非難の声があがった。
(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)
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