人力飛行サークルを舞台にした、青春エンターテインメント映画『トリガール!』が、9月1日(金)”映画の日”に全国公開される。原作は、中村航が⺟校芝浦⼯業⼤学の⼈⼒⾶⾏サークル“Team Birdman Trial”をモデルに描いた⻘春部活⼩説。大ヒット映画『ヒロイン失格』の英勉監督の元、土屋太鳳が新境地となる“人生流されっぱなしの毒舌女子大生”を演じ、共演者には間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、ナダル、矢本悠馬など、勢いのある若⼿キャストが揃った。
40代以上は爆笑!? 『びっくり日本新記録』の轟二郎が出演
そんな同作に、なんと『鳥人間コンテスト』のベースとなったスポーツバラエティ番組『びっくり日本新記録』(1975~1985・YTV)に、チャレンジボーイとして出演していた轟二郎(本名 三浦康一)が出演することが発表された。
『びっくり日本新記録』での活躍だけではなく、俳優としても『翔んだカップル』(1980~1981・CX)で人気を博し、水島びんとコントコンビ“コント百連発”を結成するなど多才ぶりを発揮した轟。現在は故郷の静岡を拠点に活動中だが、久しぶりの映画撮影の現場では、決めセリフ「おーーーー!びっくりやなーーーー!」や、「記録…それはいつも儚い」などといった当時の番組ナレーションの再現を連発。若い世代のスタッフには伝わらなかったようだが、監督を含めた40代以降の男性スタッフは大ウケで、場を和ませていたのだという。
轟は「4年ほど前に、脳出血で倒れて生死を彷徨ったんですが、今はリハビリの事も考えて静岡にいます。映画のオファーは、今静岡で出演しているラジオ番組に届きまして、(『鳥人間コンテスト』が生まれた)『びっくり日本新記録』で5年ほどレギュラーをしていたので、オファーを頂いたんだなと思い、お願いします、と快く言わせて頂きました。」とオファーの経緯について語り、「映画の撮影は凄く気を使って頂き、前日から琵琶湖のホテルに泊まらせて頂きました。当日は、船に乗ったりして現場まで移動しました。現場に到着してからも、控室で待っていると、外からトンテントンテンとセットを組んでいたり、レールが引かれて、カメラマンが吊るされたり準備をされていたんですが、いざ撮影がスタートすると、5分か10分位で終わってしまいまして、帰りの新幹線の中で、準備は長かったのに撮影は短かったなと、クスクス笑っていました。私自身、まだ映画を観ていないので完成した作品を観るのを楽しみにしています。」と撮影を振り返っている。
劇中では、伝説の人物という設定で、轟を検索するシーンも。果たして轟は、どういったキャラクターで登場するのか!?
ストーリー
人生流されっぱなしで、なんとなく⽣きてきた、⿃⼭ゆきな(土屋太鳳)。⼀浪して⼊った理系⼤学では⼊学早々、理系のノリにカルチャーショック!そんな時、⼀⽬惚れした⾼橋圭先輩(高杉真宙)に「いいカラダしてるね♡」と殺し⽂句で誘われるまま、フラフラとサークルに⼊部。そのサークルこそ、毎年、唯一⼆⼈乗り⼈⼒⾶⾏機で“⿃⼈間コンテスト”を⽬指す⼈⼒⾶⾏サークル〈T.B.T〉だった!憧れの圭先輩と⼆⼈っきりで⼤空にはばたくはずが…ヤンキーかぶれのくせに、メンタル最弱の坂場先輩(間宮祥太朗)とコンビを組むことに。こうしてゆきなの、恋よりもドキドキする最⾼の夏が始まる――!
(C)2017「トリガール!」製作委員会
映画『トリガール!』9月1日(金)TOHOシネマズ新宿、他 全国ロードショー!