ペットとして飼われている猫は年々増え、まもなく1000万頭に届く勢いだ。それにともなって、迷子になる猫も増えている。大切な飼い猫を守るために、さまざまなサービスが登場している。
なんとか迷い猫をなくすような仕組みが作れないかと思ったのが、商品開発のきっかけだと話すのは、猫専用の発信機“ねこもに”を開発した株式会社オープンストリーム・システムインテグレーション事業部の中村真子さん。“ねこもに”は発信器を首輪につけたネコの位置を半径75m、直径150m内であれば、自身のiPhonの地図上に受信することができる。
また、“ねこもに”アプリを使ってもどうしても探すことができない人のために、ペット探偵による『ねこ捜索サービス保険』というサービスもある。この保険は、プロのペット探偵が1日8時間の捜索作業を3日間行った場合の費用・7万円が補償されるサービスだ。ペットが飼い主の元へ戻れず、最終的に殺処分されてしまうのは、誰も望まない結末だ。東京海上日動火災保険株式会社の吉川允將さんは、「(捜索費用の負担などは)探すということのハードルを一つ下げているポイントだと思っており、そこに対して我々が一緒にビジネスをさせて頂ければ、さらに付加価値を加えられるんじゃないか」と話す。
人に飼われていた猫は、迷子になると野生では生きていけない場合もあるという。飼い主は、飼っている猫のためにも、こういったサービスを利用することを考えてみてはいかがだろうか。
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