フリーアナウンサーの小林麻耶(37)が、妹である小林麻央さん(享年34)が亡くなった翌日である6月23日、ラジオの収録に参加していたことをブログで明かした。
収録したラジオは献血推進番組「LOVE in Action」で、日本赤十字主催の献血や命の大切さを伝えていくプロジェクトである。麻耶は収録に臨んだ理由を、自身のブログで以下のようにつづっている。
「妹は輸血で闘病生活を支えていただき、命を繋いでいただきました。献血していただいた血液が一番使われているのは、交通事故などのケガの治療ではなく、癌の治療です。献血してくださった方々に、受血者の家族として感謝の気持ちをラジオを通して伝えたかったのです」また、現在は10~30代の献血が減っていると述べ、献血への協力を訴えた。
ラジオ番組には献血をした人や輸血を受けた人から多くのメッセージが寄せられたという。ブログの読者からも、「献血行こうと思いました!」「献血が癌の輸血に多く使われていること初めて知りました」「麻耶さんの思いが多くの人に届くといいですね」など、共感するコメントが届いている。
小林麻央さんは22日、長期の自宅療養の末乳がんで亡くなり、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で共演した嵐の櫻井翔(35)をはじめとする多くの芸能人が涙を流した。麻央さんは闘病生活の様子をブログ「KOKORO.」につづっており、訃報の後彼女の力強い言葉や生き様により多くの関心が集まっている。また、夫の市川海老蔵は「KOKORO.」を英訳すると発表している。