歌舞伎役者の市川海老蔵が5日、自身のブログを更新。長男・勸玄くんの一流役者っぷりを明かし、読者から反響を呼んでいる。
今月3日から、歌舞伎座で行われる『七月大歌舞伎』に出演し、最年少での宙乗りを披露するという大役を務めている勸玄くん。
初日では、海老蔵に抱えられながら客席の頭上を舞うと、観客から「カンカン~!」などの声援も寄せられ、それに手を振りこたえるなど大物役者っぷりを見せていた。
舞台中「勸玄白狐、御前に」というセリフがある勸玄くんだが、上演2日目にハプニングが発生。セリフの直前に観客から「カンカーーン!!!えらい!!!!」と歓声が寄せられてしまったという。しかし勸玄くんは「その声をガン見して、セリフを遅らせて言いました。」と、自身で間合いをとり、観客の声援を待ってからセリフを発したという見事なアドリブを披露。
「それの話を市川中車さんこと香川照之さんが見ていてあれはすごいよ!感動した!と言ってくれていまめちゃてれてます、」「たまたま撮れてました、」と、海老蔵は嬉しそうに笑う勸玄くんの姿を公開した。
これを見たファンからは「教えられできるもんじゃない!間違いなく大物ですね」「カンカンは凄い! 顔つきも本当に凛々しくなってきましたね。人に見られる、それも経験なのでしょうね。」「役者もこういう間の読み方大切ですが、突発的なアクシデントにも度胸よく対応する力は麻央さん譲りな部分もあるのかもしれませんね。團十郎一族と報道キャスターの血を引く最強の役者、カンカン!!」「間を置く。空気を読んで即座に正しい判断をする。まだ4歳なのに、誰からも教わっていないだろうに、もうそういったことを肌で感じることができるなんて!!かんげんくん、大物幼児です!!」などと絶賛の声が相次いで寄せられた。