2017年7月28日(金)、AKB48チーム4村山彩希(13期生)がプロデュースする16期研究生の「レッツゴー研究生!」公演初日がAKB48劇場にて行われた。
開演前、幕が開くとプロデューサーの村山彩希が一人ステージに立ち、「本日16期生新公演のプロデュースをさせていただきました、AKB48の村山彩希です。私は、AKB48での劇場公演が大好きですし、これからもたくさんのファンの方に劇場公演の良さを知っていただきたいなと思っています。16期生はデビューして半年が経って、今回新公演がスタートすることが決まってから、お客さんに素敵なパフォーマンスができるように、楽しい公演になるようにと、日々レッスンを重ねてきました。振りがすぐ覚えられる子、覚えられない子、いいパフォーマンスをする子、まだまだできない子がいるのも事実です。でも、できないままステージに立っても、16期生の成長には繋がらない、今の環境で甘えて育って欲しくない、という思いがあり、今回16期生の初日は16人と発表していたのですけど、15人で初日公演を迎えさせていただきます。初日を迎えられなかった3人は、準備が万端な状態になってから初日を迎えさせていただきたいなと思います。早く3人がステージに立てるように、今一生懸命頑張っています。なので18人全員が初日を迎えられるまで、ぜひ、楽しみにしていただけたらなと思います。今日、初日を迎えるまで、みんなで頑張ってレッスンをしてきました。なので、16期生の新公演、成長した姿をぜひ目に焼き付けて帰っていただきたいなと思います。それでは間も無く、「レッツゴー!研究生」公演が始まります!お楽しみにー!」と、ご来場いただいたファンの皆様に、プロデューサーとしてのご挨拶と出演メンバーが15名になったことのお詫びをお伝えすると、会場からは温かい拍手が送られた。
Overtureが鳴り幕が開くと、15名全員の全力パフォーマンスで「快速と動体視力」から本日の公演はスタートしました。「みなさんもご一緒に」「憧れのポップスター」「その汗は嘘をつかない」と4曲続くと、タイトルと同じように大量の汗を輝かせながら、初日を迎えらえた喜びの笑顔で自己紹介とご挨拶をした。
ユニットコーナーでは、アイドルらしいパフォーマンスが得意な山根涼羽センターの「完璧ぐ~のね」、本楽曲の先生からの振り入れを15分で覚えたというダンスが得意な安田叶センターの「クロス」、村山彩希が隠れた名曲という「愛の色」、15歳ながら大人びた風貌と高いパフォーマンス力の山内瑞葵がソロで藤田奈那の「右足エビデンス」をクールに披露。
続いてユニットコーナーの最後は、16期生の中で最年長19歳の稲垣香織と最年少12歳の鈴木くるみで「わがままな流れ星」と、それぞれの個性を押し出すために村山が頭をひねり考えたというセットリストが続いた。
村山は本公演のテーマを“学校”と設定し、冒頭4曲は16期生のがむしゃら感を表現するため各チームの楽曲を選び、ユニットは学校にいるであろう色んな子を、中盤では反抗期を通り、「Highschool days」ではメンバーに好きな制服を選んでもらい個性を表現、アンコール1曲目は、村山自身が研究生の時にできた「レッツゴー研究生!」をメンバー1人1人の顔と名前を憶えてもらうためにと選曲、そしてこれから更に結束していくだろうチーム力の願いを込めた「チーム坂」、最後の「家出の夜」は、村山から16期生へのメッセージとして、AKB48の先にあるそれぞれの夢に向かって頑張ってほしいという気持ちを込めてセレクトしたという。
劇場公演を大切にし、これからも劇場公演をもっと盛り上げていきたいという村山が、全力でプロデュースした16期研究生の「レッツゴー研究生!」公演。同期で公演できることの喜びをかみしめ、緊張感を忘れずに今を楽しんでほしいと、これからのAKB48を担う18名の成長に期待しながら、初日公演は幕を閉じた。
(C)AKS
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